ドライエ 135M【ペブルビーチ・コンクール・デレガンス レポート】

 ペブルビーチ・コンクール・デレガンスにはさまざまな戦前のクルマたちが顔を揃えるが、1894年の設立されたフランスのドライエは実に斬新なデザインのモデルを数多く輩出した自動車メーカーだった。なかでも代表的なモデル、タイプ135シリーズは、1936年から1951年まで約15年の間に2000台も販売。135M(モディフィエ)は、直列6気筒OHVエンジンの排気量を3.6Lに拡大するなど、従来モデルから各部に変更を施した、アヴァンギャルドなエクステリアデザインのドロップヘッドクーペである。