フェラーリ 250 テスタロッサ【ペブルビーチ・コンクール・デレガンス レポート】

 独特なサイドポンツーン・フェンダーを持つ、250シリーズのテスタロッサは、1957年に3L以下の排気量を持つオープントップで争うFIAスポーツカー選手権を戦うために開発されたフェラーリ。19台がプライベートチームにデリバリーされ、ル・マンやセブリングなどの耐久レースで優勝を飾った。ちなみにテスタロッサとは、イタリア語で赤い頭を意味し、250テスタロッサのエンジンヘッドは赤く塗装されていた。