安い!日本とは比べ物にならない修理費
日曜日の夜はラリーの開催地であるパタヤのホテルにもう一泊し、翌日バンコックのショップに直行する。するとザッとクルマをチェックし「13〜16万円くらいでしょうかね〜。」えええっ?そんなに安いの?何でもタイは人件費が安いから板金工賃メチャ安なんだとか。とりあえず正式の見積もりを出してくれよう依頼し、帰国。
アキと「いや〜タイでラリーやってて良かったなぁ!日本だったらタイヘンだった!」と、ヨロコビを分かち合うのだった。ただマレーシアで開催される次のラリーは1ヶ月後。早く修理しないと間に合わぬ。
5日後、見積もり出ました。コンピューター計測を含むフレーム修正が必要だったため金額自体は22万円に上がっていたものの、依然としてリーズナブル!パーツも中古を使うため安く12万5千円。フレーム修正に板金、塗装費用なんか9万5千円だって。日本だと塗装代にもなりません。
サービスの条件を巡ってトラブル勃発!
これで終了かと思いきや、大トラブル発生であります!クルマの修理を頼んだショップに次戦のサービス(ラリー時の車両の整備)を頼むべく見積もりを取ったら、前回の倍以上になってるじゃないの!アキから電話掛かってきて「そんな予算は出せませ〜ん!どうしましょう?」次のラリーは一週間後なのに!
しかし価格自体は競技車両とレッキーカー、サービスカー計3台の搬送とメカニック4人×4日間分で45万円と、そう高くない。考えてみればバンコクからマレーシアまで約千km。東京から熊本へ行くのと同じ。加えて国境を越えるとなれば、申請の手続きもタイヘン。
けれどアキのアタマの中は「タイだから安い。1戦15万円で出来るハズ」なのだ。早速値切ったらしい。すると向こうもムシの居所が悪かったらしく「この金額以下じゃ無理」。困ったことに条件を巡って言い争いが始まってしまった!もはやラリーウィークの月曜日。クルマも治ってないし、サービス体制も決まっていない。おいおい!大丈夫か?
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