注目モデルのリセールバリューチェック
3年後の“リセールバリュー”を考えて、手放すときに価値が高いクルマを選べば、トータルの購入予算はグンと少なくなる。さらに人気のクルマやワンランク上のクルマも選択肢に入れられるってわけ。“リセールバリュー”を把握してトクするカーライフを送ろう。
今回のクルマ:ホンダ オデッセイ Absolute
自動車流通研究所所長
自動車ユーザーへのアンケート調査や新車・中古車・買取価格の相場など、自動車市場を中心としたインターネットリサーチとリアルリサーチを活用し、調査報告を行う研究機関である。
【リセールバリュー】クルマを再び売る(リセール)時の価値(バリュー)のこと。新車で買ったクルマが3年後にどの程度の価値を持っているのかを数値化したもので、数値が高いほど次の乗換えまで価値の下落が少ない。クルマ選びの指標の1つ。

ホンダ オデッセイの魅力とは?

■本文&コメント/鈴木詳一(ガリバー自動車流通研究所)

2003年10月に登場した3代目オデッセイは、車高155cmと一般的な立体駐車場にも収まる寸法が人気のミニバンだ。

しかし、多くのユーザーにとっては立体駐車場に入る車高というよりも、低い車体により安定した走行が実現されているのが最も大きいメリットになるだろう。
ホンダの低床技術は、コンパクトカーのフィットやシビック。そしてミニバンではエリシオンや昨年登場したステップワゴンにも活かされている。

子供を乗せて帰省やドライブなど何かと長距離走行の多いミニバンは、高速道路の走行が強いられることが多い。車高が高いとどうしても風の影響を受けふらつくことが多く、高速道路の長距離ドライブは神経を使うものだ。しかし、このオデッセイは車高が乗用セダン並に低いため、高速道路でもふらつくことが少なく、カーブでも安定したドライブフィーリングを味わうことが出来る。

また、今回のマイナーチェンジではフロントとリアのデザインが変更され印象が変わった事と、リアには流行りのLEDを使用したテールランプが採用された。フロントグリルのデザインが変わったことで、やや重い感じのスタイルになったがドアミラー内蔵のウィンカーなどウケが良いことは間違いない。

オススメグレードは人気モデル”アブソルート”だが、今回は中間グレード”M”に”エアロパッケージ”が10.5万円アップ用意されたので、これもお買い得といえる。

今回のクルマ
Specifications
グレード
Absolute(アブソルート)
ボディサイズ
4,770×1,800×1,550mm
総排気量
2,354cc
最高出力
200ps(147kw)/6,800rpm
最大トルク
23.7kg-m(232N・m)/4,500rpm
定員
7人
発売日
2006年4月13日
車両本体価格
\2,782,500

関連記事はこちら


リセールバリュー診断

ミニバンブームの火付け役で、最も人気の高いのがこのオデッセイ。3代目も低い車体を採用し若者に人気のエアロパーツが似合う要素を持つためリセールバリューは高くなっている。また、登場3年目で大幅なマイナーチェンジを行ったため、前期モデルよりもリセールバリューが高くなることは必至である。ライバルのプレサージュも5月にマイナーチェンジされるのがリセールバリューに不安を残すが、人気レベルには差があるため安泰だろう。オススメは人気グレードのアブソルートでボディカラーはブラックかパールホワイトだ。

車両本体価格
\2,782,500
登録など諸費用
\350,000
値引き
\-50,000
3年後の購入予算を差し引いた購入に必要な予算
リセールバリュー: ランク:
52〜61%
約 \ 1,080,000

購入が決まったら、まずは愛車を無料査定

さぁ、"リセールバリュー"から新車の購入予算を把握出来たし、次はディーラーで「試乗」&「見積もり取得」だ!・・・っとその前にちょっと待って!ディーラーとの値引き交渉にも備えて、まずは愛車の価値を把握しておこう!あなたの愛車は今いくら!?

車種・年式・走行距離 のご入力で概算価格をお教えするガリバーのオンライン無料査定。

オンライン無料査定を申し込む