プジョー 307CC 日本での販売が一時停止

車両の安全性には問題なし

 プジョー・ジャポンは、プジョー307CCの販売を一時的に停止した。

 同車には車両横転時の後席乗員保護として、オートマチックロールバー(横転時リアシート乗員保護装置)が装備されており、このシステムには、エアバッグやシートベルトプリテンショナーと同様な点火具(発火式アクチュエーター)があり、この点火具に火薬が使用されている。同社は、経済産業省に対し同安全装置に関する「火薬類取締法」に基づいた適用除外申請をしていなかったという。

 この状況が判明した時点で、同社は直ちにプジョー307CCの輸入並びに販売を自主的に停止、経済産業省に報告を行うと同時に、今後の対応につき調整中。現在、適用除外申請手続きの審査が進行中で、近々これが受理され同車の販売が再開できる見込み。

 今回の販売停止は車両の安全性に関する問題ではないため、現在307CCをご使用中のユーザーは、引き続き安心して同車をご使用することができるということ。