ワイド感をより強調したフロントマスクが与えられ、スタイリッシュなイメージを与えることに成功している。フォグやリフレクターの形状も変更された。 横のラインを強調したテールランプを採用し、精悍な印象になったリヤデザイン。ダイナミックな雰囲気を醸し出しているのに注目したい。 今回新たに追加されたクーペモデル。Z4ロードスターとは異なり、クーペらしい美しいボディラインが個性的でとても魅力的なフォルムを実現した。 Z4ロードスターにただ単にルーフを付けたのではなく、ボディ後半部分はクーペ専用に大幅な設計変更がなされたという。ダイナミックなデザインでとても好印象。 インパネは使用する素材のグレードアップにより、質感が大幅に高められた。Mモデルは6速MTで、通常モデルはパドルシフト付きの6速ATを搭載する。 インテリアのカラーバリエーションが増え、オーナーの好みを反映しやすくなった。シートはサポート性も高く、長距離ドライブでも疲れにくそうな印象だ。 Mモデルは18インチの台形タイヤを装着する。またブレーキはドリルドローターを採用し、効きはもちろん確実なペダルフィールを実現している。 MモデルはM3と同様の3.2リッター直6エンジンを搭載。2005年にはエンジン・オブ・ザ・イヤーを5年連続で受賞した実力の持ち主だ。 Z4の発表会が行なわれた東京現代美術館では、BMWが協賛している「カルティエ現代美術財団コレクション展」を7月2日まで開催中。 |
ワイド感あるフォルムと、内装の質感がアップ! BMW Z4がマイナーチェンジされ、内外装の質感が大幅にアップした。さらに今回のマイナーチェンジを期に、Z4クーペ/Z4 Mロードスター/Z4 Mクーペの3モデルが新たに導入された。 全モデルBMW伝統のストレート6を搭載! 新型Z4はロードスターが2.5iと3.0si、そしてMロードスターの3グレード。クーペが3.0siとMクーペの2グレードの展開となり、従来ラインナップされていた2.2リッターモデルは2.5リッターに統合されたという。搭載されるエンジンはすべて6気筒で、BMWらしい滑らかな回転フィールを実現したのが特徴だ。またマグネシウムやアルミを多用して、徹底した軽量化が図られているため最適な前後重量配分を実現したのはもちろんクラストップレベルのパフォーマンスと低燃費性能を誇っているのも魅力といえる。 スポーティな走りを追求したMモデルも登場した! 今回のマイナーチェンジ最大のトピックは、やはりZ4クーペ/Z4 Mロードスター/Z4 Mクーペの追加といえる。Z4クーペは昨年の東京モーターショーで発表されたZ4コンセプトクーペのデザインをほぼそのまま市販化したモデル。このZ4クーペは、ただ単にZ4ロードスターにルーフを付けただけのモデルではなく、クーペらしい美しいデザインを実現するためにボディのリヤ側は大幅な設計変更が行なわれているという。
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