【速報】ニューヨーク国際自動車ショー:スバル レガシ−2.5GTスペックB

 スバルは、さまざまな走行状況下において、ドライバー自らの用途にあわせて、積極的にドライビングを愉しむことのできるシステム、SI-DRIVE(スバル・インテリジェント・ドライブ)を開発。北米専用グレードのレガシー2.5GTスペックBに搭載し、参考出品車としてニューヨーク・ショーで発表した。
 このSI-DRIVEは、エンジンコントロールユニット(ECU)やAT車のトランスミッションコントロールユニット(TCU)に、ドライバーの求める性能を引き出す出力特性や制御パターンをあらかじめ設定したシステムだ。例えば、市街地走行などの実用域でスムーズかつ十分な出力特性を発し、扱い易さと優れた実用燃費性能を実現する「インテリジェント」、幅広いシチュエーションで快適かつスポーティな走行を愉しめる「スポーツ」、アクセルレスポンスを鋭敏に設定して高回転域まで活用し、アグレッシブな走りに対応する「スポーツシャープ」の3つの制御モードが用意されている。
 これにともなって、SI-DRIVEの機能状況を視覚的に表示してくれる装置として、センターコンソール部に制御モードの切り替えを行うSI-DRIVE セレクター(ダイヤルを左に回すとスポーツ、右に回すとスポーツシャープ、ダイヤルをプッシュするとインテリジェントに切り替わる)、スピードメーター下部に燃費を知らせるECO ゲージ(運転者の走行履歴から演算した平均燃費を上回ると針が右に振れ、燃費走行をしていることを積極的に表示)、SI-DRIVE の稼動状況を総合表示するマルチインフォメーションディスプレイ(選択している制御モードの出力特性をイメージしたグラフで図示)を配置した。さらにMT仕様は、タコメーター内にシフトアップインジケーターまで装備する。
 今後、レガシィ・シリーズのターボモデルや6 気筒モデルにSI-DRIVEを採用していく予定だ。

【速報】ニューヨーク国際自動車ショー:スバル レガシ−2.5GTスペックB