トヨタ自動車の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手町)にて、2006年4月11日(火)より6月25日まで、1980年代前半に登場した様々なジャンルの車を紹介する企画展「1980年代の日本車〜若者に愛されたデートカー」が開催される。
 また併せてギャラリー展「クルマのアート大集合!展」も4月11日(火)より7月2日(日)まで開催される。
 なお、4月16日(日)はトヨタ博物館の開館17周年にあたり、これを記念して入館料が無料となる。

 企画展「1980年代の日本車〜若者に愛されたデートカー」では、当時の文化や世相を織り交ぜながら2部構成で様々なジャンルの10台が紹介される。

 第1部では、「80年代前半の代表者」として、高級車ブームの下地をつくった「トヨタ ソアラ」、第1回日本カーオブザイヤーを受賞した「マツダ ファミリア」、ミニバンの先駆的存在「日産 プレーリー」、RVブームを巻き起こした「三菱 パジェロ」、4ドア ハードトップで人気を博した「トヨタ カリーナED」、日本初の市販ミッドシップ乗用車「トヨタ MR2」の6台が展示される。

 第2部では、「若者文化を乗せたデートカー」として、“ハイソカー”としてもてはやされた「トヨタ マークII」、スポーティな走りと端正なスタイリングが若者にインパクトを与えた「ホンダ プレリュード」、手軽に楽しめるワゴンタイプの小型4WD「トヨタ スプリンターカリブ」、高級車好みの若者に支持された「BMW 320i」(特別展示)の4台が展示される。
 また、第2部では「ミュージアムシアター」と題し、「デートカー」4台それぞれに春夏秋冬の季節感を盛り込んだシーンを再現する寸劇も実施される。

 併せて開催されるギャラリー展「クルマのアート大集合!展」では、6名のプロ、アマによる車を題材にしたアート作品が展示される。

各概要は以下のとおり

「1980年代の日本車〜若者に愛されたデートカー」

期間
2006年4月11日(火)〜6月25日(日)
場所
トヨタ博物館 本館2階特別展示室
寸劇上演予定日
4月16日(日)、30日(日)、5月3日(水)、4日(木)、5日(金)/午前10:30〜と午後1:30〜(各25分程度)

「クルマのアート大集合!展」

期間
2006年4月11日(火)〜7月2日(日)
場所
トヨタ博物館 新館3階ギャラリー

トヨタ博物館 概要

所在地
愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41-100
開館時間
9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料
大人:1,000円/中高生:600円/小学生:400円/シルバー:500円