2005/12/22 17:39

 マツダの井巻久一社長は22日、東京都内でインタビューに応じ、本社エンジン工場(広島市南区)で、販売が好調な乗用車「アクセラ」やミニバン「プレマシー」などに搭載している主力の中型ガソリンエンジンを来年1月から増産する方針を明らかにした。
 現在の年産65万基を、70万5000基に増やす。排気量は1800−2300cc。井巻社長は「販売増に対応したい」と述べた。
 また米自動車大手フォード・モーターの経営不振の影響については「現時点では何もない」と強調。「フォードのリストラ策が出た後で、協力できるものがあれば考える。マツダの利益にならないことはしない」と述べた。
 米国内のフォードの工場の活用も「選択肢として検討している」と述べたが、「フォードからは何も言ってきていない」と語った。

( 共同通信 )