2005/12/23 17:56

 【北京23日共同】米国の調査会社J・D・パワーは23日、2005年の中国市場での車種別の乗用車評価報告を発表、高級中型車部門でのカムリをはじめトヨタ自動車が3部門で首位を獲得するなど日本車への高い評価が目立った。
 カムリは品質上の問題が最も少なく、操作性や内装も優れているとされた。高級中型車部門の2位はマツダ6(日本名アテンザ)、3位はホンダのアコードと日本車が上位を独占した。
 トヨタは低価格中型車部門でもヴィオスが首位。2位はホンダのフィット、3位はフォルクスワーゲン(VW)のポロだった。中型車部門ではトヨタのカローラが首位、日産自動車のサニー、VWのボラが続いた。
 小型車部門の首位は米ゼネラル・モーターズ(GM)傘下のGM大宇のスパーク。スパークを模倣したとしてGM側に提訴され、最近和解した中国の奇瑞(チェリー)汽車のQQが2位に食い込んだ。
 調査は7月から9月にかけ、中国の20都市で最近車を購入した約6500人を対象に実施した。

( 共同通信 )