スタッフ全員集合

言葉はイマイチだけど、一番しっかりとしたペースノートが完成。

メカニックの皆さん

 ラリー北海道の3週間くらい前、マネージャーのダニーさんから連絡あり「コ・ドラがアン・ギグニーさんに変わりました」。あらあら! 新しい人、日本語、解るんですよね? 返事あって「日本語ワカリマセン。でもダイジョウブネ」。全然大丈夫じゃないって! 

 シモーヌさん、5分の1くらい日本語が通じたのである。しかし他のコ・ドラを探すにしても時間切れ。こうなりゃ英語のペースノートで頑張るしかない!ま、これまでも『右』『左』と数字だけ日本語。『コーション』『クレスト』『スリッピー』といった表現は英語だった。何とかなるか?
 
 レッキが始まると、やっぱり戸惑う。英語を聞き、日本語に直して理解しなければならないためワンテンポ遅れるのだ。されどアンさん、なかなか優秀であります。私が不慣れな点をキッチリとカバーしてくれる。ペースノートの作り方もアドバイスしてくれたりして。結果、これまでで一番しっかりしたペースノートが完成したと思う。全てのSSのペースノートあるし! 面白いことに日本でオーストラリア人と一緒にラリーやってると、他の人から「凄いですね〜!」と言われる。カッコよく見えるらしい。好きなことなら、どこの国の人でも楽しくやれるもの。
 
 今回ダニーさんとアンさんの他、ジャーナリストのシモーヌさん(今までのコ・ドラの人と同じ名前)も来日している。アンさんもシモーヌさんも初めの日本とあって、全てのことが興味の対象らしい。ショッピングセンターに行けば大喜び。日本の食パンが美味しいと大喜び。晩ご飯も毎晩日本食にしたのだけれど、全然平気とのこと。毎晩のように帯広名物の屋台街で焼酎飲んで大騒ぎ。ラリーって外から見てると競技しか見えないけれど、実は全てが楽しい。そして金曜日からニュージーランドに来てくれた丸山君と植草君が助っ人に来てくれた。いよいよラリーであります!