エンジンは2リッターを搭載。170馬力を発揮する。 従来モデルから、良い意味で力の入っていない脱力系デザインも継承。だから、ゆったり走ってても様になる 安全性の確保から、3ナンバーサイズへ。初代ほどのコンパクトさは感じないが、走り出してしまえば大きさは感じなくなる。 安心感のあるクラシックな雰囲気のインパネデザイン。大人のスポーツカー的装いだ。 セミバケットタイプだが、あまり窮屈なタイプではないので日常の足としてもリラックスしたドライブが楽しめる。 17インチホイールにビルシュタイン製ダンパーを装着したモデルも用意される。 |
クラシカルだけど斬新 3代目に当たる新型ロードスターも北米仕様のMX-5が先に登場した。基本コンセプトは初代モデルと変わらず“人馬一体”。クルマを操る楽しさを強調したコンパクトなライトウエイトスポーツとして作られている。そのMX-5の試乗を速報したい。 軽さこそがロードスターの武器 搭載エンジンは直列4気筒で排気量は2000ccにアップされた。170ps/6700rpmの実力はこのクラスの自然吸気エンジンとしては中の上といった感じの実力だが、1100kgほどの軽量ボディに対しては十分な性能である。今回のMX-5ではさまざまな軽量化努力が払われ、剛性のアップや装備の充実化にもかかわらず、10kgほどの重量増に抑えられているという。 ロードスターほど、運転する楽しさを提供してくれるクルマはない 試乗したハワイ島の道は、ゆったりした高速コーナーが多くてMX-5らしさを存分に味わえるというほどではなかったが、ところどころに現れるタイトコーナーを走り抜けるときにはMX-5らしさが端的に現れる。ステアリングのフィールはダイレクト感のあるシャープなもので、操舵に応じてスッと向きを変えていく。試乗したのは17インチタイヤを履いてビルシュタインのショックアブソーバーを装着したスポーツタイプの足回りを与えられたモデルだっただけに、コーナーでのロードホールディング性も高く、安定した姿勢でコーナーを抜けることができる。このあたりはMX-5の走りの醍醐味である。しかも17インチの45タイヤを履く割りには乗り心地もスポイルされておらず、走りの気持ち良さを感じさせてくれる。
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ロードスターのカタログ情報
- 現行モデル
- 平成27年5月(2015年5月)〜現在
- 新車時価格
- 249.5万円〜368.3万円
ロードスターの在庫が現在46件あります
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