大きなかたまりがギュッと凝縮されたというのがレクサスISのイメージだ。 L-finesseが一番具現化されているといってもいいフロント周り。主張のあるグリルがインパクト大! 躍動感のあるリアビュー。これだけスクウェアだとトランク容量もかなりのモノが期待できる。 美しい。それ以外の表現が見あたらないCピラーの処理。妖艶なボディラインもレクサスのアイデンティティ。 高級感よりも躍動感を感じさせるサイドプロポーション。もう、走りを早く味わいたい。 タイトなコックピット。しかし、それでも感じられるゆとり。これがレクサス流スポーツのおもてなしか。 レクサスにはこのような一筆書きのようなデザインが多用されている。これもL-finesseだという。 |
レクサス店の至宝、新型レクサスISをとらえた! すでに何度もふれていることだが、今年の8月末より日本でレクサス・ブランドがスタートとなる。80年代後半に、突如現れたトヨタの高級ブランド。歴史と伝統に裏打ちされたヨーロッパのプレミアムブランドを敵に回して早十数年、アメリカでは一定以上の成功を納めている。ある意味、大成功であるといっていいだろう。 L-finesseを具現化したスタイリング 全長4575mm、全幅1795mm、全高1425mm。このスケールを持つレクサスISをひと目見た第一印象は「大きくなった」である。大きくなったの判断基準は初代レクサスISこと現行アルテッツアに対してだ。現行アルテッツアの3サイズは全長4400mm×全幅1725mm×全高1410mm。登場当初はハチロクの再来と大騒ぎされたクルマである、このことがFRで比較的コンパクトなボディサイズであるということを端的に物語ってくれる。 走りのIS、エンジンは3.5リッターV6と2.5リッターV6の2種類 レクサスが誇るスポーティーセダンというのは、初代であっても、2代目であっても変わらないコンセプトである。スタイリングも重要であるが、それ以上にキーとなってくるのがパッケージングとエンジンだ。 それ以外にも最先端技術満載のレクサスIS ありとあらゆる最先端技術と有り余るほどの時間が注ぎ込まれて開発されたのはボディとエンジンだけではない。サスペンションもブレーキシステムも、新型IS登場にあわせて開発されたモノであるし、VDM(プリクラッシュセーフティシステム)といった最先端の安全技術もてんこ盛りになるという。
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