世界で毎月一万人ずつオーナーが増えているというフォレスター。このビッグマイナーチェンジでスバルファミリーの顔に生まれ変わった。 今回のビッグマイナーチェンジではリアガーニッシュのデザインや、バンパー、ドアミラーサイドのフェンダーラインのデザインなども変更させた。 大きく変わったヘッドライト。2灯から4灯となり、ウインカーやポジションランプと一体式となった。 可変バルタイを装備した2.0リッター・ターボの実力は皆さんご存知の通り。最高出力220馬力。 レガシィ2.0iエンジンをベースに開発されたNAエンジン。等長等爆、エキパイと吸気系フィルターがフォレスター専用に。 全車に撥水シートとタフカーゴを標準装備とさせたのである。 当日はWRCドライバーの新井選手が訪れ、ラリーカーでコースを激走してくれるアトラクションもあった。 今回の原稿を書いていただいたのは自動車評論家の片岡英明さん。プライベートの愛車もフォレスターというスバリスト。 |
フォレスターの実力が良く分かった雪上試乗会@嬬恋悪路やスノーロードなど、非日常のフィールドでも愉しいクロスオーバーSUVがスバルのフォレスターだ。そのポテンシャルは今までも高かったが、登場から4年目を迎え、ビッグなマイナーチェンジを実施。エクステリアとインテリアの化粧直しや装備の充実だけにとどまらず、メカニズムも進化させている。フォレスターの魅力のひとつ、それはSUVレベルを大きく超えた刺激的な走りだ。最新モデルは、さらに一体感のある走りを手に入れた。ポテンシャルの高さを証明するため、スバルは大胆な企画を立ち上げている。群馬県嬬恋の特設ステージで、氷上試乗会を催したのだ。全長1.3kmのコースは鏡のようにツルツルだった。 大きく変わった自然吸気エンジンのフォレスター エンジンのハイライトは、2.0リッターの水平対向4気筒SOHC4バルブエンジンが大幅に実力を高めたことである。レガシィと同じ等長等爆エキゾーストシステムや電子制御スロットルを採用し、ドライバビリティと燃費性能を向上させた。また、DOHCターボの2.0XTに加え、NAエンジンの2.0XSにもスポーツシフト付き4速ATを採用し、スポーティ度を高めている。全車に4輪ディスクブレーキを採用したこともニュース。タイヤはヨコハマ製17インチ、ジオランダーG900が主役だ。 フォレスターの秘密は足回りとミッションにもアリ! エンジンのドライバビリティ向上に大きく貢献しているのが、ダイレクト制御式の4速ATだ。従来モデルは変速するときにショックが大きかったが、新型はキメ細かいシフト制御によって滑らかにギアがつながる。雪道走行ではスノーホールド機能が重宝した。不用意に変速しないため、コントロールしやすい。スポーツシフトは左側のゲートに入れ、前後に操作してマニュアル車のように変速する。変速レスポンスは鋭いし、守備範囲が広いから氷雪路では安全に気持ちよく走れた。2.0リッターのDOHCターボエンジンは全域パワフルだ。
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フォレスターのカタログ情報
- 現行モデル
- 平成30年7月(2018年7月)〜現在
- 新車時価格
- 280.8万円〜385.0万円
フォレスターの在庫が現在144件あります
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