ホンダ シビック Siコンセプト
シビック Siコンセプト

バンパー一体型のエグゾーストパイプなど、全体のシルエットを重視した美しいリヤビュー。

次期シビッククーペの最終形態発表

 アメリカン・ホンダモーターは、2月9日〜20日の日程で行われている2005年シカゴオートショーで、今年後半に発売を予定している新型シビックSiクーペ(北米専用モデル)のコンセプト「シビックSiコンセプト」を発表した。

 シビックSiはホンダの北米ラインナップの中では最もスポーティな位置付けとして1986年に登場、今年で発売20周年を迎えるモデル。そのロングセラーがさらに進化した「シビックSiコンセプト」は「アドバンスト・パーソナル・コンパクト」をコンセプトに開発され、北米では2ドアクーペ、4ドアセダン(ガソリン車、ハイブリッド車、天然ガス車)と幅広く用意される。

 スタイリングは先進的でエッジの効いたワンモーション・フォルムが大きな特徴で、低い車高とワイドとレッドで強いスポーティ感を出したデザインとなっている。具体的なスペックも公表されており、搭載されるエンジンは最高出力200馬力のDOHC i-VTEC。これに6速MTと組み合わされる。他にも18インチアルミホイール、225/40R18ハイパフォーマンスタイヤ、ブレンボ社製4ピストンキャリパーつきの4輪ディスクブレーキなどが装備されている。

 今年3月に行われるジュネーブモーターショーでも欧州専用5ドアモデルの「シビック コンセプト」が出展される予定で、全世界的に新型シビックが展開されることは確実と見られる。