トヨタ レクサス LF-A Concept
レクサス LF-A Concept

超然とたたずむ未来のスポーツカー。実際に見られる日は近い

レクサス LF-A Concept

鋭利で、触れれば切れそうなエッジを持つリアビュー

レクサス LF-A Concept

無機質な白いコクピットは、都市の景色に枠をつくる

レクサス LF-A Concept

思い描いた未来のクルマは目の前の現実になって、吸い込まれるような魅力を放っている

ヨーロッパのスポーツカーたちへ、レクサスからの挑戦状

 トヨタの高級ブランドチャンネル、レクサスからは500psオーバーの最高出力を発揮するスーパースポーツカーのコンセプトモデル「LF-A」が発表された。プレス向けに配られたリリースには、そのボディサイズがポルシェ911ターボより2インチ(約5cm)短い全長(4400mm)と9インチ(約23cm)長いホイールベース(2580mm)、フェラーリF430とほぼ同じ全高(1220mm)、メルセデス・ベンツSL55AMGとアストンマーチンDB9の中間の全幅(1860mm)であることを明記し、ヨーロッパのパイパフォーマンススポーツカーを強く意識したモデルといえる。パワーユニットに関するアナウンスは、500psオーバーという数値しか明らかにされず、V8なのかV10なのかは不明。それでもトヨタのアリゾナにあるテストコースで200マイル(320km/h)の最高速をマークしたというから、LF-Aはライバルたちに比肩する性能の持ち主であることに間違いない。市販化が待たれる1台だ。