エッジの効いたキャラクターラインが美しいサイドビュー。ボンネットが少し膨らんで見えるのは、トップレベルの頭部保護性能も追求したカタチ。

ギュッと絞り込んだデザインが新鮮なリヤスタイル。安心感のあるデザインだ。

三連のヘッドライトが特徴のマークX。フロントバンパーから連続するタテ見切りのデザインが独創的。

シャープな印象を与えるリヤのコンビネーションランプ。高級車らしい重厚感ある仕上がり。

マフラーをバンパーと一体化したこだわりのデザイン。

Sパッケージ装着車は、225/45R18サイズのタイヤとアルミホイールが装着され、スポーツブレーキやAVSと呼ばれるノーマル/スポーツの切り替えモノチューブ式ダンパーが装備される。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

車名を変えてまで挑んだトヨタの力作

 マーク2はトヨタ車の中でも良く売れたクルマで、累計販売台数は480万台に達してトップ3に入るという。かつては月に2万台くらい売れることがあったが、最近はセダン市場の縮小もあって一時のような売れ行きは望めない状態になっていた。そんな状況を打破するため、力を入れた開発すると同時に、車名もマーク2からマークXに変更してきた。トヨタはどちらかといえば車名を大切にするメーカーだから、それがあえて車名変更をしてきた点に意気込みが表れている。

 エクステリアデザインにも、その意気込みが表れている。これまでのマーク2は正統派のデザインを採用することが多かったが、ティザーキャンペーン(事前告知)で使われた3連のヘッドランプや、おでこを連奏させるようなボンネットフードなど、今回のマークXではややあくの強さを感じさせるようなデザインが採用された。これまでとは違う存在感を感じさせるのがマークXである。

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代表グレード
250G Sパッケージ
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4730×1775×1435
車両重量[kg]
1510
総排気量[cc]
2499
最高出力[ps(kw)/rpm]
215(158)/6400
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
26.5(260)/3800
ミッション
6AT
10・15モード燃焼[km/l]
12.6
定員[人]
税込価格[万円]
308.7
発売日
2004年11月9日
レポート
松下 宏
写真
菊池一仁
スタイル インテリア 走り&メカニズム