ポルシェ 911 Carrera Cabriolet
911 Carrera Cabriolet

無駄がなく、人目を引かずにはおかないリアビュー

911 Carrera Cabriolet

いつか乗りたいと言わせる姿。走るためのボディフォルムは銃の弾丸のようだ

911 Carrera Cabriolet

タイトなコックピットはポルシェならでは。

911 Carrera Cabriolet

今回の出展車両は重量に配慮し、システム全体で42kgに抑えられている。

911 Carrera Cabriolet

時速50kmまでなら走行中でもソフトトップの開閉が行える。

羨望のモデルはさらに進化

 卓越した走りが最大の魅力となる911。カブリオレモデルといってもボディ補強や車重増に関する対策は抜かりがない。新型タイプ997においても、その性能は極限まで高められた。クーペと同時開発されたため、ボディシェルの捻り剛性は5%、曲げ剛性は9%も強化され、ボディウエイトはわずか7kgの重量アップにとどめられた。最高速や加速性に影響を及す空力性能はCd値で0.29を達成し、クーペと同じ数値を誇る。カブリオレならではのチューニングとして、可動式リヤスポイラーの開閉位置が20mm高くされ、これにより前後アクスルに作用する揚力を最適化することができたという。ソフトトップシステム自体の重量も42kgに抑えられ、バリオルーフタイプのシステムの約半分程度しかない。車速が50km/hまでなら走行中でもソフトトップの作動が可能になり、開閉時間は約20秒。カブリオレは3.6Lのカレラと3.8LのカレラSともにカブリオレが設定される。