マツダ プレマシー
プレマシー

低床化されたフロアからも、マツダらしいキビキビとした走りが期待できる。

プレマシー

伸びやかで、シャープなシルエットはミニバンとは思えないほどスポーティだ。

プレマシー

6プラス1というコンセプトのインテリア。2列目中央シートの使い方に秘密があるらしい。

プレマシー

一見、フツーのボンゴだが、中身は最新技術でイッパイ。

プレマシー

環境保護の新技術は、毎日走り回るトラックなどに使ってこそ効果が高い。

6+Oneがコンセプトの新型プレマシー

 マツダは11月3日〜7日まで、幕張メッセで行なわれる第38回東京モーターショーで、新型ミニバン「プレマシー」を出品する。この新型プレマシーは、来春発売予定のモデル。

 この新型プレマシーは、7人乗りとしながらも「6+One」(シッククス・プラス・ワン)という新発想のパッケージングコンセプトでまとめられている。セカンドシートの中央席は7人乗車時のみに使用し、それ以外の場合は前席から3列目シートまで、スムースな移動やコミュニケーションを取るために使用される。さらに、カラクリ収納ボックスとしても使用できたりと、多彩なアレンジが楽しめるというもの。

 スタイリングも一段とスタイリッシュになり、マツダらしいスポーティなイメージでまとめられている。フロアも写真で見る限り、かなり低床化されているので走りのほうも期待できるはず。

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その他に出展される商用車は、環境を重視したアイドリングストップ機能を搭載! 

 ボンゴバン/タイタンダッシュコンセプトは、アイドリングストップ機能とカード式キーレス機能を組み合わせたE−SIデリバリーシステムと呼ばれる新機能を搭載。この機能は、配送業務中のエンジン停止と始動をキー操作無しに行なう機能。ATのシフトがPレンジにある状態で、パーキングブレーキを引くとエンジンが停止。ブレーキを踏むとエンジンが始動する仕組み。

 燃費の向上はもちろんだが、エンジン停止をクルマ側がある程度コントロールすることで、環境保護に貢献する。
また、カード式キーレス機能はカードを携帯したドライバーが一定距離から離れると施錠。車両に近づくと開錠となる。

 どちらの機能も、乗降が頻繁な小口配送業務に当たるドライバーの負担軽減になる。


●レポート:大岡智彦(編集部)