ダイハツ ニュー ハイゼット カーゴ/ニュー ハイゼット カーゴ ハイブリッド【市販予定車】
ニュー ハイゼット カーゴ/ニュー ハイゼット カーゴ ハイブリッド【市販予定車】

ワイド&スクエアなスタイルが印象的なニューハイゼットカーゴ ハイブリッド。

ニュー ハイゼット カーゴ/ニュー ハイゼット カーゴ ハイブリッド【市販予定車】

こちらはニューハイゼットカーゴ。ハイブリッド車との外観上の差異はごくわずかだ。

ニュー ハイゼット カーゴ/ニュー ハイゼット カーゴ ハイブリッド【市販予定車】

ハイブリッド車の室内。運転席下にはハイブリッドユニットが、後席座面下にはニッケル水素電池がそれぞれコンパクトに収まる。

ニュー ハイゼット カーゴ/ニュー ハイゼット カーゴ ハイブリッド【市販予定車】

660ccガソリンエンジンとモーターを組み合わせコンパクトにまとめられたDMHS(ダイハツマイルドハイブリッドシステム)のユニットがコレ!

ニュー ハイゼット カーゴ/ニュー ハイゼット カーゴ ハイブリッド【市販予定車】

フルキャブレイアウトを採用したニューハイゼットトラック。お馴染みのこのスタイルがプロユースの期待に応える!

【東京モーターショー2004】ダイハツ出展車両「注目のモデル2」

 東京モーターショー2004、ダイハツブース注目のモデル2台目はこちら。
ニューハイゼット カーゴとそのハイブリッド版ハイゼット カーゴ ハイブリッドである。ともに近々市販予定のモデルだが、今回東京モーターショーの会場で発売前にお披露目されるというワケだ。 

 ハイゼット カーゴは軽1BOXタイプの商用バンとして人気の高いモデルである。今回の新型では、長さ、幅、高さともに同クラストップのワイドな荷室を実現しながら、十分な居住性を確保したのが特長である。またスリムでスマートな印象の先代とはまたイメージを変え、ワイド感や安定感を強調したスタイリングを採用。クラストップのホイールベースと組み合わされることで、とても新鮮な印象を覚える。

 さて、このニュー ハイゼット カーゴをベースにハイブリッド車としたのがニュー ハイゼット カーゴ ハイブリッド。660ccのガソリンエンジンにモーターを組み合わせたエコカーである。アイドリングストップ機構や回生ブレーキの採用などと合わせ、通常のガソリン車に対し30パーセントの燃費向上や排出ガスの大幅なクリーン化を実現した。なお、このダイハツのハイブリッド駆動システムDMHSは、現行モデルをベースにしたテスト車両での公道実用試験を2002年より実施しており、モニター評価を経ての商品化となる。

なお、今回は同時にニュー ハイゼットトラックも展示される。こちらはカーゴとは異なりフルキャブレイアウトを採用。それにより、クラストップレベルの最小回転半径や荷台長を実現するなど、実用性面においてさらに磨きをかけた感がある。プロユースの期待に応える出来栄えといえるだろう。

発売前のニューモデルに出会える貴重なチャンス!同クラスに注目しているユーザーにとって、東京モーターショー会場では要チェックの1台といえるだろう。

発売日
【市販予定車】
レポート
徳田 透(編集部)
写真
渡部 祥勝
取材協力
ダイハツ工業株式会社