自動車保険料を安くしたい人必見!代表的な割引の種類と条件を解説

クルマの種類によっても割引が効く
実は使える割引があったかも?!

割引を駆使してお得に自動車保険に入ろう

更新日:2022/08/29

自動車保険にはさまざまな割引があり、適用されると保険料が安くなります。クルマには保険以外にもローンやガソリン代などの費用がかかるので、保険料は少しでも抑えたいという方が多いでしょう。保険料を安くするためには、補償の内容を薄くする(補償される金額を下げる、車両保険を外すなど)のも一つの方法です。しかしこの場合、事故が起きたときのリスクに備え切れなくなってしまう場合があります。「必要な補償は残したいけど保険料は安く抑えたい」という人は、割引の活用がおすすめです。

自動車保険の割引の種類と条件

割引の存在を知らないという方は少なくありません。気付かず保険料を押さえる機会を逃さないよう、あらかじめどんな割引があるか確認しておきましょう。
一般に自動車保険の割引には以下のようなものが考えられます。

  • 等級による割増引
  • セカンドカー割引
  • 継続割引
  • 早期契約割引
  • ゴールド免許割引
  • エコカー割引
  • ASV割引

保険会社によって、割引の有無や割引率・割引額、適用条件は異なります。ここで解説する内容を参考にしつつ、詳細は各社ホームページをご参照ください。

等級による割増引

無事故の場合に契約更新毎に上がっていく等級。同居家族への引継ぎが出来るといった制度もあるため仕組みを押さえておきましょう。

内容

自動車保険には「フリート契約」と「ノンフリート契約」の2種類があり、個人の自動車保険は一般的に「ノンフリート契約」となります。ノンフリート契約には「等級」という制度があり、1~20までの等級によって保険料が変動する仕組みです。等級の保険料への影響は大きく、これによって保険料に差が出ることもあります。

等級の数字が低い(1等級に近い)と保険料が高くなり、等級の数字が高い(20等級に近い)と保険料が安くなります。新規でノンフリート契約をすると6等級(セカンドカー割引の条件を満たすと7等級)からスタート。保険期間が1年の場合、1年間にわたり無事故で保険を使わないと翌年の契約から等級が1つ上がり、事故を起こして保険を使うと翌年の契約から等級が下がります。等級の計算において、事故は以下の3種類に分けられます。

  • ノーカウント事故
  • 1等級ダウン事故
  • 3等級ダウン事故
適用の条件と注意点

等級ごとの割増引率は以下の通りです。

等級 無事故係数 事故有係数
1 +64%
2 +28%
3 +12%
4 -2%
5 -13%
6(F) -19%
7(F) -30% -20%
8 -40% -21%
9 -43% -22%
10 -45% -23%
11 -47% -25%
12 -48% -27%
13 -49% -29%
14 -50% -31%
15 -51% -33%
16 -52% -36%
17 -53% -38%
18 -54% -40%
19 -55% -42%
20 -63% -44%

表を見ると、1等級から8等級の間では等級が1つ変わるだけでも割増引率が大きく変動し、9等級からは1%や2%と、割引率の変動が緩やかになることが分かるでしょう。7等級からは事故有係数と無事故係数が分かれており、同じ等級でも約20%という大きな割引率の差があります。等級ダウン事故を起こすと、翌年の契約から等級が下がるほか事故有係数が適用。事故有係数の適用期間は、等級が下がった分だけの年数が加算される仕組みです。

等級は、同居の家族であれば引き継ぎ(等級をもらうこと)ができます。子どもが新しく運転免許を取得してクルマに乗り始める場合、親が高い等級を持っていれば、引き継いだほうが保険料はお得になるでしょう。しかし、等級を引き継げるのは同居している親族に限られます。例えば子どもが進学や就職で一人暮らしをしているといったケースでは、引き継ぎできない点に注意してください。新生活に向けて等級を引き継ぎたいなら、引っ越し前に手続きを完了させましょう。

2台目割引(セカンドカー割引)

2台目のクルマに保険をかける際に使われるセカンドカー割引。割引が適用されるための条件があるため、2台目のクルマの購入を検討している場合は押さえておきましょう。

内容

2台目割引(セカンドカー割引)は、もともとクルマを1台所有していて自動車保険にも加入している人(もしくは同居の親族)が2台目のクルマを購入し、新しく自動車保険をかけたときに適用される割引です。適用されると、通常は6等級からスタートする等級が7等級からのスタートになります。

6等級から7等級になるために、本来ならば1年間を無事故で継続しなければいけません。これが最初から7等級で始められることは、大きなメリットでしょう。保険に加入したときの保険料の割引率が大きく上がるだけでなく、翌年以降も等級1つ分の割引率の恩恵を受け続けられることになります。

適用の条件と注意点

セカンドカー割引が適用されるためには、次のような条件を満たさなくてはいけません。保険会社によって対象車種などが異なる場合があるので、詳細は各保険会社に確認してください。

1台目のクルマの条件

  • 11等級以上である
  • 用途・車種が自家用8車種である
  • 車両所有者が個人である
  • 記名被保険者が個人である

2台目のクルマの条件

  • 初めて自動車保険を契約する
  • 用途・車種が自家用8車種である
  • 車両所有者が個人で、1台目のご契約の車両所有者、1台目のご契約の記名被保険者、1台目のご契約の記名被保険者の配偶者、1台目のご契約の記名被保険者またはその配偶者の同居の親族のいずれかである
  • 記名被保険者が個人で、1台目のご契約の記名被保険者、1台目のご契約の記名被保険者の配偶者、1台目のご契約の記名被保険者またはその配偶者の同居の親族のいずれかである

なお、自家用8車種とは以下のいずれかとなります。

  • 自家用普通乗用車
  • 自家用小型乗用車
  • 自家用軽四輪乗用車
  • 自家用小型貨物車
  • 自家用軽四輪貨物車
  • 自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン以下)
  • 自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン超2トン以下)
  • 特種用途自動車(キャンピングカー)

2台以上のクルマで自動車保険に入るだけでは、セカンドカー割引は適用されません。対象となるのは1台目が11等級以上である必要がある点に注意しましょう。

同一保険会社継続による割引

同じ保険会社で継続をした場合に適用される継続割引。保険満期時に保険会社を乗り換えるか検討する際にも、どの程度の割引があるかを確認することは大切です。

内容

自動車保険が満期を迎えたとき、同じ保険会社で継続した場合に適用される割引です。割引率は保険会社によって異なりますが、一般的に0.5%~3%程度となります。

適用の条件と注意点

継続割引の適用条件は、前契約と同じ保険会社で継続することです。その大きなメリットは等級に影響されないこと。等級の割引率とは別で、継続割引による割引が上乗せで受けられます。例えば前契約で等級ダウン事故を起こし、これによって保険料が上がってしまっていても、継続割引は無くならず適用されます。

早期契約割引

保険の継続割引と併せて適用したい早期契約割引。早めに契約を行うことで受けられる割引制度のため、割引適用期間中に保険の乗り換えの検討をすると良いでしょう。

内容

早期契約割引は自動車保険が満期を迎えるとき、契約を決められた期日より早く行うと適用される割引です。満期ギリギリではなく契約を早く確定させられることは、保険会社にとってもメリットがあります。この早期契約割引は、割引額が約400円~600円となるでしょう。

適用の条件と注意点

早期契約割引の適用条件は、保険会社が設定した日よりも早く契約することです。条件が簡単なため誰でも適用されやすいものの、うっかり見過ごしてしまうこともあるので注意してください。なお、保険会社によって満期の30日前、45日前、50日前など対象となる条件が異なるので、あらかじめ確認しておくと安心です。

ゴールド免許割引

ゴールド免許は5年間無事故・無違反の時に免許更新時に交付されます。ゴールド免許割引は保険始期日時点でゴールド免許かどうかで適用可否が判断されますので、保険加入、更新の際は押さえておきましょう。

内容

運転免許証の色がゴールドの場合に適用される割引で、10%程の割引を受けられます。ゴールドの運転免許証は優良ドライバーの証のため、事故を起こす可能性が低い(保険を使いにくい)と判断されて保険料が安くなります。

適用の条件と注意点

ゴールド免許割引の適用条件は、記名被保険者の運転免許証の色が保険始期日時点でゴールドであること。契約者ではなく、記名被保険者の運転免許証の色が対象となる点に注意しましょう。本人・配偶者限定で自動車保険に加入しており、どちらかの運転免許証の色がブルーでどちらかがゴールドの場合は、ゴールドの方が記名被保険者であれば割引が適用されます。

エコカー割引

保険加入をしようとしているクルマの年式が低かったり、ハイブリッド車であったりした場合は保険のエコカー割引が適用されるかもしれません。割引適用となるエコカーなのか確認をするようにしましょう。

内容

クルマが環境に与える影響を配慮し、エコカーに対して適用される割引です。エコカー割引の割引率は約3%となっています。

適用の条件と注意点

契約するクルマが、各保険会社の定めたエコカーに該当することが条件です。エコカーには以下のようなクルマが挙げられます。

  • 電気自動車
  • ハイブリッド車
  • 圧縮天然ガス自動車

契約車両の初度登録にも適用条件があります。保険開始月が初度登録から37ヶ月以内や13ヶ月以内(保険会社ごとに異なる)となっているため、中古車を購入した場合はクルマの年式によってエコカー割引を使えないことがあるでしょう。

「エコカー減税」という言葉も聞いたことのある人は多いかもしれません。ただし、エコカー減税と自動車保険のエコカー割引は異なる制度です。エコカー減税の対象でも、エコカー割引が適用されないクルマがあるので注意してください。

ASV割引

クルマの年式が低い場合は、自動ブレーキを搭載しているかもしれません。安全性能によって受けられる割引の代表としてASV割引があります。クルマの購入を検討している場合はASV割引を加味したものを選ぶのも一つの方法です。

内容

ASVとは、Advanced Safety Vehicle(先進安全自動車)の略で、「衝突被害軽減ブレーキ(AEB)等の運転者の安全運転を支援するシステムを搭載した自動車」をいいます。AEB(衝突被害軽減ブレーキ)を搭載したクルマは交通事故を起こすリスクが減るので、保険料も安くなります。ASV割引の割引率は9%です。

適用の条件と注意点

ASV割引の適用条件は以下の通りです。

  • メーカー標準装備またはメーカーオプション装備の衝突被害軽減ブレーキが搭載されている
  • 自家用普通乗用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車である
  • クルマの型式が発売された年度(4月始まり)に3を加算した年の12月末以前に始期日がある

自動ブレーキが搭載されていれば、すべてのクルマがASV割引の対象ということではない点に注意してください。

保険についてのご相談はガリバーへ

自動車保険の割引で損をしたくない人は、ガリバーへご相談ください。割引は対象となるクルマや人によって適用される条件が異なり、複雑なのでよく分からないという人も多いでしょう。ガリバーではクルマと自動車保険に精通したプロのスタッフが、お客様一人ひとりに合った自動車保険をご提案いたします。

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