タイヤにとって大切な事　その４LIBERALA リベラーラ沼津のスタッフのつぶやき LB00541763263901920

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本日はタイヤにとって大切な事その４です。

環境性能の高いタイヤとは、タイヤが回転する際の抵抗を小さくする事で、車の燃費を向上させる性能です。この性能は、転がり抵抗性能の等級（AAA、AA、Aなど）で示され、転がり抵抗が小さいほど燃費が向上します。ただし、環境性能の高いタイヤは転がり抵抗とトレードオフの関係にあるウェットグリップ性能（雨の日のグリップ力）にも注意が必要となります。 

◇環境性能の高いタイヤの仕組み

・転がり抵抗の低減：タイヤが路面を転がるときに発生する抵抗（転がり抵抗）が小さい程、少ないエネルギーで走行できます。

・燃費への影響：タイヤの転がり抵抗は、車の燃費に約7～10％影響するといわれています。

◇環境性能の高いタイヤの評価方法

・ラベリング制度：環境性能の高いタイヤは、JATMA（日本自動車タイヤ協会）が策定した「転がり抵抗性能」と「ウェットグリップ性能」の等級で示されています。

・環境性能の高いタイヤの条件：環境性能の高いタイヤと定義されるのは、転がり抵抗性能が「AAA」「AA」「A」のいずれかで、ウェットグリップ性能が「d」以上のものです。

・等級の確認：タイヤのサイドウォールにあるラベルで、この等級（例えば「転がり抵抗性能：AAA」「ウェットグリップ性能：a」など）を確認頂けます。 

◇環境性能の高いタイヤのメリットとデメリット

・メリット：燃費が向上し、燃料代の節約とCO2排出量の削減に貢献します。

・デメリット：一般的に、転がり抵抗を減らす設計上、ウェットグリップ性能（雨の日の止まりやすさ）がノーマルタイヤに比べて劣ることがあります。転がり抵抗性能の等級が高いほど価格も高くなる傾向にあります。

◇環境性能の高いタイヤを選ぶ際の注意点

・性能のバランス：転がり抵抗性能とウェットグリップ性能のバランスを考慮することが重要となります。

・安全運転：環境性能の高いタイヤはウェットグリップ性能に配慮されていますが、雨の日の急な加速や急ブレーキは避け、安全運転をお願い致します。

・価格と予算：自分の車や予算に合ったタイヤを選びましょう。