ガリバー熊谷店の店舗ブログ
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シビアコンディション
『シビアコンディション』という言葉をご存知でしょうか?
クルマ好きであれば、誰もが理解しているであろう、この言葉。
メンテナンスノートの点検整備に関する項目に必ず書かれていますが、一度でも読んだことのある人は少ないのではないでしょうか。
あるメーカーのシビアコンディションに関する記述を引用すると、以下のように書かれています。
""車が通常より厳しい状態で使われた場合、部品の劣化が標準的な使われ方の時と比べ著しく異なる場合があります。この様な場合に定期点検とは別に、車の使われ方に合わせて◯◯◯◯◯(メーカー名)が指定する定期整備項目があります。""
《厳しい使われ方の条件》
走行距離が多い場合および以下の条件での走行が多い場合(目安:走行距離の約30%以上)が厳しい使われ方に該当します。
A:悪路(凸凹路、砂利道、雪道、未舗装路)
B:走行距離が多い(目安:20,000km以上/1年)
C:山道、登降坂道
D:短距離走行の繰り返し(8km以下/1回走行)
埼玉県にお住いの方の中にもA〜Cに該当する方もいらっしゃるとは思いますが、Dに該当する方が最も多い様な気がします(統計を取った訳ではなく、あくまでも色々なお客様と接する中での肌感覚ですが)。
自転車や徒歩でも通えるほどの距離を車で通勤している方や、近所のスーパーに買い物で乗るだけの方などがDに当たりますが、この様な車の使い方をしていながら、『いたわって大切に乗っている』つもりになっている方は各種部品の交換サイクルは長めに考えている方が多いのが実情です。
実際、短距離走行の繰り返しで、暖機運転やアフターアイドリング(コレには賛否両論ありますが)すらした事がない方の殆どが、『普段、遠出もあまりしないし大事に使っている』と仰います。
ところが想いとは逆に、車にとっては過酷な状況を強いている事になります。
年間走行距離10,000km前後の通常使用に比べてシビアコンディションの場合は各部に掛かる負担、劣化スピードが増す事から、定期交換部品の交換時期は逆に早まってしまいます。
例えばエンジンオイルを例にとると、通常使用でターボ無しガソリン車で1年/15,000kmで交換が推奨されていますが、シビアコンディションの場合は6ヶ月/7,500kmまで早まります。
ターボ付きガソリン車は通常使用で1年/10,000kmのところ、シビアコンディションでは6ヶ月/5,000kmまで早まります。
エンジンオイルに限らず、車を構成する部品が動く際にはそれぞれ適温があり、それ以外の領域での使用は、各部に過度な負担を掛け、確実に寿命を縮める事に繋がってしまいます。
エンジンオイルだけでなく、ATフルード、デファレンシャルオイルなど、シビアコンディションでは早目の交換が必要です。
当店ではお車のご購入やご売却だけでなく、メンテナンスに関するご相談も承っております。
お気軽にご来店下さい。
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