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スタッフのつぶやき

安全性を考えたクルマ選び

先日プロゴルファーのタイガーウッズ選手がロサンゼルス郊外で自動車事故により大怪我を負った事が報道されました。
生きていたのが奇跡と思わせる程、車両は大破していました。

ウッズ選手が運転していたのは、LAで開催された大会のスポンサーであるジェネシスから提供された高級SUV、GV80のトップグレード。
ウッズ氏にとっては不幸な事故でしたが、北米で販売低迷中のジェネシスにとっては、世界中に安全性をアピールする絶好の機会となりました。

安全性を考えたクルマ選び01

このジェネシスGV80の事故で世界中のクルマ好きが注目したのは、『これ程の大事故でも乗員が怪我で済んだ』という事よりも、『フロントシートセンターエアバッグ』の存在でした。

『フロントシートセンターエアバッグ』とは、運転席と助手席の間に装備されたエアバッグで、事故の衝突エネルギーによってドライバーと助手席の乗員同士が激突、負傷する事を防ぐもの。
今から10年前にGMと、当時エアバッグの世界シェアNo.2の日本のタカタが共同開発、実用化したのが世界初のフロントシートセンターエアバッグ。

今時は軽自動車でも4〜6個のエアバッグを備えた車は珍しくなく、高級車ともなれば10個以上搭載している車両はザラにあります。
が、フロントセンターエアバッグは世界的にも搭載車種はまだまだ極一部の超高級車のみです。
例外的に一部のコンパクトクラスの車両(フォルクスワーゲンの電気自動車や、日本車ではヨーロッパで販売するホンダ・フィット)に採用例がありますが。

エアバッグには運転席、助手席、サイドエアバッグ(運転席・助手席・後席)、カーテンシールドエアバッグ、ドアマウントカーテンエアバッグ、ニーエアバッグ、シートクッションエアバッグ、リアウインドーエアバッグ、シートベルトエアバッグなどなど、様々なタイプがあります。

実際の事故時の乗員の怪我を考えると運転席、助手席は勿論の事、近年増えている下肢の損傷を防ぐニーエアバッグや、側面衝突の際に乗員を保護するサイドエアバッグくらいは欲しいところです。
自動車の安全性というと、最近は衝突被害軽減ブレーキばかりに話題が集中しがちですが、おクルマをご購入の際にエアバッグについても考えてみてはいかがでしょうか。

初めてのおクルマをご購入される方が増えるこの時期ですが、デザインやボディカラーの前に、運転に不慣れな方は万が一の時の安全を第一に考えたくるま選びをオススメします。
エアバッグを多数装備した車両も沢山ご用意しておりますので、是非一度ご来店ください。
スタッフ一同心からお待ちしております。

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安全性を考えたクルマ選び02

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