ガリバー熊谷店の店舗ブログ
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昔の名前で出ています
60歳以上の方にとっては、懐かしいヒットソングではないでしょうか。
当時はレコードの時代ですが、長期間に渡ってトータル200万枚以上も売れて、小林旭の代表曲になりました。
日産から『KICKS』(キックス)が発売されました。
日産が日本向けに投入する新型車としては、実に10年ぶりのブランニューモデルとなります。
今流行のコンパクトSUVで、直接的なライバルとなるトヨタC-HRやホンダVEZEL、マツダCX-3などにない、e-POWER搭載が売りの一つになります。
『KICKS』といえば、2008年から2012年まで、軽自動車のSUVとして『KIX』の名称で販売(三菱パジェロミニのOEM※)していた時期がありました。
表記こそ異なりますが、車格やコンセプトを変えたクルマとして、『キックス』の車名を復活させての登場となります。
ダイハツからも軽SUVの『TAFT』がデビューしましたが、こちらも1974年発売の本格的オフローダーの車名を、クラスやコンセプトを変えて復活させたものです。
かなり時間が経ってから、全く別のキャラクターのクルマに、昔の車名を復活させる例は以前からありました。
三菱のエクリプス(スポーツからSUVに変えてエクリプスクロスの名で復活)、ホンダクロスロード(ローバーディスカバリーのOEMから3列シートのクロスオーバーとして復活)、ホンダインサイト(安価なハイブリット車から高級ミドルクラスハイブリッド車として復活)、スバルジャスティ(軽をベースに作ったコンパクトからミニミニバンのトヨタタンク・ルーミー、ダイハツトールの兄弟車として復活)などなど・・・。
※OEM・・・Original Equipment Manufacturingの略。相手先ブランドによる製造。製造メーカーが他社ブランドの製品を製造すること。
『昔の名前で出ています』なクルマは、レコードの様にヒットするものばかりではありません。
名称の復活は、懐かしさや親しみ易さ、耳馴染みの良さがある反面、ヒットしなかった場合は過去の栄光にキズを付けかねない面もあり、自動車メーカーとしては両刃の剣です。
それでも復活させるのは、全く新たな車名を与えるリスクや、1台でも多く売れて欲しいという願いも大きいのでしょう。
今後も『昔の名前で出ています』は続きそうです。
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