運転初心者にとって、クルマ選びの重要なポイントとなるのが“運転しやすさ”。
一般的に、女性は空間把握が苦手だとされています。人それぞれ得意・不得意は
あるものの、「運転に苦手意識がある」「駐車が苦手で、お出かけがおっくう」
「運転が怖い」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、初心者に向け、運転しやすいクルマ選びのポイントをご紹介します。
・運転しやすサイズと形
「運転しやすいクルマ」とはどんなクルマでしょうか。
運転しやすいクルマは、以下の2つのポイントで見極めましょう。
サイズの小さいクルマ
当たり前かもしれませんが、小さいクルマのほうが運転がしやすいもの。
注目すべきは、「全長」と「全幅(ぜんぷく)」。
全長とは、クルマを横から見たときの長さのこと。
全幅とは、クルマを正面から見たときの幅のことです。
全長と全幅が短いクルマだと、運転者の体と車体との距離感がつかみやすく、
クルマをぶつけたり、道路のセンターラインを越えてしまったりしにくくなります。
ボンネットの長くないクルマ
ボンネットとは、クルマの前面の「鼻」の部分。
ボンネットが長ければ長いほど、運転者のクルマの先端との距離が
長くなり、クルマの先端をぶつけてしまいやすくなります。
2つのポイントを抑えている車種
全長と全幅、そしてボンネットが短いクルマとして
おすすめなのが、ハイト系やスーパーハイト系の軽自動車。
ハイト系とは、四角いフォルムのもので、通常の軽自動車よりも
天井が高めに設定されているのが特徴です。
ハイト系よりもさらに天井が高くなっているのがスーパーハイト系です。
タント、ムーヴ、N-WGN、N-BOX、ワゴンR、スペーシアなどがあります。
・初心者には軽自動車がおすすめ?
初心者によくすすめられるのが、軽自動車です。
その理由としては何より、小回りがきくことと、
普通車と比較して安価で購入できることが挙げられるでしょう。
ただ、初心者だからといって軽自動車が絶対的におすすめというわけではありません。
軽自動車は“走行安定性”に欠けるため、強い風や、横を走る大型トラックに
あおられてハンドルがとられてしまうこともあるのです。
メリットとデメリットを考え合わせてクルマを選びましょう。
・新車?中古車?
新車を購入すると、「クルマを出すときにぶつけてしまったら……」
「キズをつけたくない」という思いから、運転がおっくうになってしまうことも。
もちろん他の人に迷惑がかかるような事故を起こしてはいけませんが、
それでは、いつまで経っても運転が上達することはありません。
初めてのクルマとして最初は少し安めで多少傷のある中古車を購入し、
2〜3年で乗りつぶすつもりで練習してみるのも一手です。
ただし2~3年しか乗らないからと極端に安い中古車を考える人も
いますが、安い中古車には品質に問題があったり、故障するリスク
それが原因で事故でも起こすともっと大変です!
中古車選びで不安を感じたら当店のカーライフアドバイザーに
ご相談ください。賢い選び方をお教えします。
今回は初心者のためのクルマ選びのポイントとして、
いくつかの観点から選び方をご紹介しました。
クルマ選びにあたり、上記のような観点は重要です。
それでも、自分にあったクルマであることが大前提。
いつどんなシーンで乗りたいのか、誰を乗せたいのかによって、
選ぶべき車種は変わります。たとえば家族5人を乗せたいのであれば、
あまりにコンパクトなクルマを選んでも乗せきれないでしょう。
自分に合ったお気に入りのクルマで楽しくお出かけしましょう!
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