水温警告灯は車の警告灯の種類のひとつです。
昔はメーター内に水温計が付いている車が多かったですが、
最近の車の多くは水温計が廃止されて警告灯・表示灯
で知らせるシンプルなタイプがほとんどです。
この水温警告灯は、どんなときに点灯するのか?
今回はその見方や、万が一のときの対処法についてです。
水温警告灯は、エンジン冷却水の水温が異常に高温な
状態であることをドライバーに知らせる機能です。
赤色の警告灯で液面と温度計を表しています。
車に異常が発生していない限り、普段は点灯することはありません。
一方で、同じ記号で青色の表示等も点灯しますが、
こちらは基本的に異常ではありません。
青い水温警告灯が表示されている場合
青色の表示は厳密には「警告灯」ではなく「表示灯」と
表現するのが正しく、これは異常を示すものではないためです。
冷却水温が低いときに点灯するもので、エンジン始動&走行後に
水温が一定温度に達すると消えます。
夏場は暑いので、エンジンのかけ始めでも水温が温まっていて
青色の表示灯が点灯しない可能性がありますが、
寒い冬場は水温も低いのでほぼ確実に点灯します。
(もちろんメーカーや車種によってタイミングの差異はあります)
ただし本当に異常を知らせているケースもあります。
症状が発生するのは寒い季節で、オーバークールと呼ばれる
状態になっていることが主に考えられ、サーモスタットの交換が
必要になるケースがあります。基本的に青色の水温表示灯が
消えるまで水温が温まると、再度点灯するほどにまで
水温が下がることはありません。これは冷却水温度を
適切に保つために、冷却水を冷やす役割を持つラジエーターに
冷却水を送ったり送らなかったりと制御しているためです。
この制御をしているのがサーモスタットと呼ばれる部品です。
中の弁が開きっぱなしで、常時冷却水が冷やされてしまうと
オーバークールになります。場合によっては、青色の水温表示灯が
点いたり消えたりする原因になります。また、このとき暖房(ヒーター)
が効きづらい不具合も同時に発生します。青い表示が消えないや
ヒーターを使っても暖かい風が出てこないような場合は、
整備工場で確実な診断をしてもらって修理しましょう。
赤い水温警告灯が表示されている場合
赤色の水温警告灯は、エンジン冷却水温が異常高温に
なったことをドライバーに示す警告灯です。通常は点灯するものではありません。
よって、点灯を確認した時点で車には何かしらのトラブルがすでに発生しています。
赤色の水温警告灯がなかなか消えないときに無理に走行すると、エンジンを
損傷させてしまいエンジンの載せ替え等の高額な修理や、
車自体を乗り換えなければいけないことになりかねません。
オーナー自身ができる対処法としては、気付いたときには車を
安全な場所に停車させ、その後はレッカー業者に依頼するなどして、
整備工場に車を搬入してもらうようにしましょう。
どうしても自走しなければいけないときは、冷却水が漏れて減っていれば、
一旦水道水などを補充して短距離であれば走行することは可能です。
しかし、危険を伴うこともあるので車のメンテナンス・整備に関する
知識がない場合には、おすすめしません。
まとめ
水温警告灯が点灯したからといって、冷却水が漏れているわけでは
ありませんが、一般的な使用環境において赤色の警告灯がつくことは
まずありません。大きなトラブルに見舞われる前に、早急に整備工場に
診断と修理の依頼をするようにしましょう。
また、走行中であれば安全な場所に停車して自走はなるべく避け、
レッカー業者に依頼して車を運んでもらうようにします。
冬の寒い時期に、エンジンのかけ始めに青色の表示灯がつくことは
異常ではないので、赤色の警告灯と青色の表示灯違いについては、
きちんと理解しておくようにしましょう。
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