クルマの仕組み、エンジンの仕組み　Ｐａｒｔ３(車の豆知識）ガリバー青森観光通り店のスタッフのつぶやき G008951549180939768

今回は前回のブログに引き続きエンジンについて書いていきます。

ロータリーエンジンについての説明するとこで終わってたのでそこから書いていきます。

ロータリーエンジンは熱エネルギーをピストンの往復運動ではなく、直接回転運動に変換するロータリーエンジンです。

近年は水素ロータリーエンジンの研究が進んでいます！

ロータリーエンジンはバルブなどの動力系を必要としないため、構造は非常にシンプルです。

熱エネルギーでローターを回転させ、動力を生み出すしくみになっています。

小さいスペースで高出力、かつ振動や騒音が少ないというメリットがあります。

しかし、吸排気効率や熱効率の面でレシプロエンジンに劣り、燃費が悪くなってしまう欠点もあります。

2012年の段階でガソリンを燃料とするロータリーエンジンは生産されなくなってしまいましたが、一方で水素ロータリーエンジンの研究開発は続いています。

ロータリーエンジンにはエキセントリックシャフトが搭載されており、燃焼ガスの圧力でローターが受ける力を回転運動に変換し、駆動系に伝える役割です。

レシプロエンジンのクランクシャフトにあたる部品で、偏心軸（芯のズレた軸）とも呼ばれます。

またシャフト内部にはオイルポンプからオイルが送り込まれ、冷却、潤滑が行われます。

レシプロエンジンはシリンダー内で4行程を行うのに対し、ロータリーエンジンはローター頂点がローターハウジング内に密着しながら回転していく過程で4行程を行います。

ローターが回転すると、吸入した混合気が自動的に圧縮、そして点火プラグの着火で燃焼するしくみとなります。

そしてこの行程は、他の2辺でも同時に行われています。

つまり、３辺が絶え間なく４行程を繰り返すことで、常に燃焼エネルギーを生み出しています。