【2022年版】軽自動車のリセールバリューを紹介
更新日:2022/04/25
買って得する軽自動車はコレ!注目すべきリセールバリューランキング
軽自動車は、普通車と比較した時の価格や維持費が低いため、財布にも優しい。利便性の高さからも、年々市場が拡大しています。普通車に引けを取らない走行性能の高さはもちろん、安全機能を搭載したモデルも多く、ユーザーからの支持がとても高くなっています。そんな軽自動車の中からリセールバリューが高い車種TOP3をご紹介します。
【2022年度】軽自動車のリセールバリューランキング
1位 ホンダ NBOX カスタムG EXターボ ホンダセンシング
予防安全装備や運転支援機能など装備が充実
ホンダN-BOXで高い人気を得ているのがカスタム系だ。その人気の理由は、迫力あるデザインと豪華な装備にある。
ヘッドライトに9灯LEDを使用し、流れるように光るシーケンシャルウインカーなど、クラスを超えた装備を装着し、ターボ車には右側スライドドアも標準装備化されている。
EX系グレードだと助手席のスライド量が非常に大きいため、運転席から後席への移動も楽。小さな子供がいる家庭などに便利な仕様だ。また、駐車場が狭く運転席ドアが開けられないような場合、後席スライドドア側から乗降することもできる。
中古車の場合、純正ナビやETCやドライブレコーダーが装備されている車両があれば、非常に満足度の高い車両になる。長期に渡り高いリセールバリューが期待できると言っていいだろう。
おすすめグレード
車種名・グレード | 代表色 |
新車時平均価格 メーカー希望小売価格(税込み) |
年式 | リセールバリュー |
---|---|---|---|---|
ホンダ NBOX カスタム | ブラック | 193.5万円 | 2018(3年落ち) | 62%~65% |
- 2021年10月時点での、弊社の査定・買取実績をもとにデータを算出しています
2位 ダイハツ タント カスタムRS SAⅢ
ミラクルオープンドアで乗り降りのしやすさが魅力
ダイハツ タントの現行モデルとなる4代目は、2019年にフルモデルチェンジしている。基準車となるタントをベースに、ド迫力の専用デザインにLEDヘッドライトを装備したダイハツタントは、メッキ加飾も多く使われ、とにかく目立つ。
タント最大の特徴である乗り降りしやすいミラクルオープンドアと、Bピラー(柱)のない左側スライドドアで、開口部が非常に広くなっている。長尺物の積載や人の乗り降りも容易になり、使い勝手もよくとても便利だ。
おすすめグレード
車種名・グレード | 代表色 |
新車時平均価格 メーカー希望小売価格(税込み) |
年式 | リセールバリュー |
---|---|---|---|---|
ダイハツ タント カスタム | ブラック | 174.7万 | 2018(3年落ち) | 58%~61% |
- 2021年10月時点での、弊社の査定・買取実績をもとにデータを算出しています
3位 日産 デイズルークス ハイウェイスターGターボ
室内の広さと嬉しい装備が充実
日産デイズルークスは、2020年に新型ルークスが登場しており一世代前のモデル。当時圧倒的な人気を誇ったホンダN-BOXに対抗する形で、クラストップレベルの広大な室内をもち27インチの自転車も収納可能とした。また、リヤシートもスライド量260mmを実現し多彩な使い方ができるようになっている。
デザインは、女性をターゲットにしたやや優しい顔の基準車と、押出し感を強め迫力あるフェイスにしたハイウェイスターを設定。高い人気を誇っているハイウェイスター中でも、お勧めは最上級グレードのターボモデルであるハイウェイスターGターボになる。
リモコンオートスライドドアや15インチホイール、歩行者検知式自動ブレーキなど装備も充実しており、ある程度安心できる。人気グレードということもあり、リセールバリューも高いのだ。
装備面では、車両を俯瞰でみたような映像に変換し、車両周辺の死角を無くすアラウンドビューモニターを装備している車両がさらにオススメとなる。走行性能面を考えると、パワフルなターボ車が良いだろう。
ハイウェイスターGターボは高額グレードということもあり、流通量も少ない。現行の新型ルークスの場合でも、今後も長い期間高いリセールバリューが期待できそうだ。
おすすめグレード
車種名・グレード | 代表色 |
新車時平均価格 メーカー希望小売価格(税込み) |
年式 | リセールバリュー |
---|---|---|---|---|
日産 デイズルークス ハイウェイスター | パールホワイト、ブラック | 147.6万円 | 2018(3年落ち) | 53%~56% |
- 2021年10月時点での、弊社の査定・買取実績をもとにデータを算出しています
Q 「リセールバリュー」とは
新車で同じ200万円のクルマA、クルマB
「3年後の価格」 は?
新車で購入した車が3年後にどの位の価値が残っているかを指標化したもので、リセール(再び売る)時の価値(バリュー)を残価率で示しています。
例)新型シビック・タイプRのリセールバリュー新車価格が2,835,000円の3年後の買取価格予測は167万円~192万円で、リセールバリューは59%~68%となります。
予測数値は年間走行距離8000km以内、程度良好、人気色のものを基準として算出していますが、オプションや走行距離、車の状態だけでなく、需要と供給のバランスによりリセールバリューは変わります。「リセールバリュー」は株式会社IDOMの登録商標(第4888249号)です。
この記事を執筆・監修した人
大岡 智彦
- 現在の役職・肩書
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(株)コリズム CORISM 代表取締役/編集長
「日本カー・オブ・ザ・イヤー」実行委員
- 略歴
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自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。