「7人乗りに8人は違反?」大人と子どもが乗れる人数の一覧表と定員の考え方

「7人乗りに8人は違反?」大人と子どもが乗れる人数の一覧表と定員の考え方

定員の基本的な考え方

クルマの定員について理解するためには、定員カウントの上での「大人」「子ども」の定義、そして「子ども」の場合の数え方を理解する必要があります。

その点について決めているのが、以下の法律です。

前項の乗車定員は、十二歳以上の者の数をもつて表すものとする。この場合において、十二歳以上の者一人は、十二歳未満の小児又は幼児一・五人に相当するものとする。(道路運送車両の保安基準第53条第2項)

「子ども」は12歳未満まで

この条文に書かれているように、定員のカウントは「12歳以上の人」が基準となります。例えば7人乗りなら、「12歳以上の人が7人まで乗れる」という意味になります。

この12歳以上の人を便宜上「大人」と、12歳未満を「子ども」と説明することが多いです。(※この記事でもその意味で使います)

子ども3人で大人2人と数える

先ほどの条文で「12歳以上の1人は、12歳未満の小児・幼児の1.5人分に相当」という内容が書かれています。つまり「大人の1人は子どもの1.5人分」、つまり「子ども3人は大人2人」としてカウントします。

その上で、大人に換算した時に定員を超える人数が載っていれば違反となります。

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7人乗りに乗れる人数

7人乗りに乗れる子どもの人数上限は、大人の人数ごとに以下のようになります。(※運転席には必ず大人が必要ですので、大人が0人ということはあり得ません)

大人の人数 子どもの人数上限
1人 9人まで
2人 7人まで
3人 6人まで
4人 4人まで
5人 3人まで
6人 1人まで
7人 0人

一番子どもが多い組み合わせは、「大人が1人+12歳未満の子どもが9人」です。この場合、子ども9人は大人6人と計算されるため、大人1人と合わせて合計7人で定員の範囲内です。

チャイルドシートが載せきれない場合は?

6歳未満の子供については、法律でチャイルドシートが義務付けられています。しかし定員以上の人数が座るとなると、チャイルドシートが人数分載せられないこともあるでしょう。

このような場合は、例外的にチャイルドシートの着用は免除されます。

運転者席以外の座席の数以上の数の者を乗車させるため乗車させる幼児の数に等しい数の幼児用補助装置のすべてを固定して用いることができない場合において、当該固定して用いることができない幼児用補助装置の数の幼児を乗車させるとき(道路交通法施行令第26条の3の2第3項第2号)

これには「乗車人員の制限を超えない場合に限る」という補足がついていますので、「大人の1人は子どもの1.5人分」という計算をした時に定員オーバーになっていないのが大前提です。

シートベルトが足りない場合は?

現在は、後部座席も含めて全ての席でシートベルトの着用が義務化されています。しかし通常、シートベルトは定員人数分しか用意されておらず、子どもを何人か載せるとシートベルトが足りなくなることもあります。

このような場合には、シートベルトの着用義務も例外的に免除されます。

運転者席以外の座席の数を超える数の者を乗車させるためこれらの者のうちに座席ベルトを装着させることができない者がある場合において、当該座席ベルトを装着させることができない者を運転者席以外の乗車装置(運転者席の横の乗車装置を除く。)に乗車させるとき(道路交通法施行令 第26条の3の2第2項第1号)

こちらも同様に「乗車人員の制限を超えない場合に限る」という補足がついていますので、「大人の1人は子どもの1.5人分」という計算をした時に定員オーバーになっていないのが前提です。

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安全性にも注意を

ここまでご紹介したように、法律上は、「大人1人+子ども9人」や「大人2人+子ども7人」といった組み合わせでも違反にはなりません。

しかしこの人数でクルマに乗ると、全員がシートベルトを着用したり、子ども全員がチャイルドシートに座ったりするのは難しいでしょう。その状態で事故が起これば、より命に関わる可能性は高くなります。

そのため無理に1台に詰め込むのではなく、もう1台クルマを手配することを考えましょう。今はカーシェアリングなどのサービスもあるので、上手く利用してください。

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