クルマが定員オーバーだった時の違反点数・罰則とよくある勘違い

クルマが定員オーバーだった時の違反点数・罰則とよくある勘違い

定員オーバーは道路交通法違反

定員を超えた人数を乗せて運転する行為は、「定員外乗車違反」という違反行為であり、以下のように道路交通法で禁止されています。

車両(軽車両を除く。以下この項及び第五十八条の二から第五十八条の五までにおいて同じ。)の運転者は、当該車両について政令で定める乗車人員又は積載物の重量、大きさ若しくは積載の方法(以下この条において「積載重量等」という。)の制限を超えて乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない。ただし、第五十五条第一項ただし書の規定により、又は前条第二項の規定による許可を受けて貨物自動車の荷台に乗車させる場合にあつては、当該制限を超える乗車をさせて運転することができる。(道路交通法 第五十七条) 

上記にもあるように、貨物自動車の荷台に乗車させる場合については一部例外があります。

違反点数と罰則

定員オーバー(定員外乗車違反)をした場合には、以下のような違反点数と反則金が科されます。

車種 違反点数 反則金
普通車・二輪車 1点 6,000円
大型車 1点 7,000円

違反点数1点であっても違反をすればゴールド免許は更新できません。「ちょっとの距離だからいいや」と過信することがないようにしてください。

違反になるのは基本的にはドライバーのみ

このような違反点数や反則金は、基本的にはドライバーのみに科されて、同乗者にペナルティはありません。

ただし定員オーバー(定員外乗車違反)の他に酒気帯び運転などの違反がある場合には、同乗者も責任を問われることがあります。

定員オーバーで取締りを受けた後はどう移動する?

定員オーバー(定員外乗車違反)で取締りを受けると、定員を超える人についてはクルマから降りなければなりません。高速道路上などクルマから降りるのが危険で、他に移動手段が見つかりにくい場所の場合には、取締りをした警察の人と相談して、安全なところまで移動させてもらいましょう。

安全なところに移動した後は、一部の人は電車やタクシーで移動するか、あるいは全員を乗せられるレンタカーを手配するようにしましょう。

定員の確認方法

それぞれのクルマの定員は、車検証に明記されています。またボディタイプ別に、以下のような定員であることが多いので一つの目安にしてください。

  • 軽自動車…4人乗り
  • コンパクトカー…5人乗り
  • セダン…5人乗り
  • 2列ミニバン/2列SUV…5人乗り
  • 3列ミニバン/3列SUV…6人~8人乗り
  • スポーツカー(クーペ/カブリオレ)…2人~4人乗り

また、よほど古い車でなければ定員人数分のシートベルトが付いているはずなので、シートベルトの数を確認するのも一つの方法です。

子どもの数え方の「勘違い」に注意

定員を計算する時に勘違いしがちなのが、子どもの数え方です。「うっかり定員オーバーしていた」ということがないように、以下のルールを覚えておきましょう。

  • 12歳以上は大人、12歳未満は子どもとして数える
  • 子ども1.5人で大人1人分とカウント

そのため12歳未満の子ども3人の場合には大人2人として、子ども2人の場合には大人1.33人なので実質的に大人2人分とカウントされます。

「大人3人と子ども2人の計5人」の場合は大人4.33人という計算となり、定員4名の軽自動車では定員オーバーとなるので注意しましょう。