シエンタの中古車は、5~7年落ちで100万円ほどで買えるものもあります。
ここでは、シエンタの新車価格と中古車相場、シエンタの中古車が安い理由、中古で安く買うコツなどを解説します。
- シエンタの新車価格と中古車相場
- シエンタの中古車が安い理由は?
- シエンタはなぜ人気?
- 中古ならシエンタは新型と旧型どっちがいい?
- フリードと比べるならどっち?
- 中古で安いシエンタを買うコツ4つ
- 新型・旧型問わず中古車の確認を!
- 中古シエンタに関するQ&A
シエンタの新車価格と中古車相場
2025年7月現在、シエンタの新車価格と中古車相場は以下の通りです。
| モデル | 中古車相場 | 内訳 | |
|---|---|---|---|
| 新車価格 | 新型(3代目) | 199.5万円~323.5万円 | 車両価格のみ |
| 2023年式/2年落ち | 新型(3代目) | 190万円~350万円 | 支払総額 |
| 2020年式/5年落ち | 旧型(2代目)後期 | 110万円~260万円 | 支払総額 |
| 2018年式/7年落ち | 旧型(2代目)前期 | 100万円~220万円 | 支払総額 |
2022年に登場した新型モデルの中古車は、まだまだ高価格な傾向です。新車と比べて、オプション代や諸費用の数十万円分ほどが安い程度でしょう。
一方、旧型モデル(2代目、170系)の中古車価格はかなり下がっています。2020年式では、安いもので新車に対して50~55%程度の価格で買えることもあります。
シエンタの中古車が安い理由は?

※先代モデル(2代目、~2022年8月)
シエンタの中古車が安い理由としては、主に以下の3つが挙げられます。
- ①新車価格が高くないから
- ②中古での流通量が多いから
- ③フルモデルチェンジしたから
理由①新車価格が高くないから
シエンタの中古車は、新車価格に対する割合で見ると特別安いとは言えません。しかし、現在は軽自動車でも高価格な車が増加。ライバルのフリードも、新車価格は約250万円~です。
冒頭でご紹介したように、現行シエンタの新車価格は199.5万円~。先代の最終モデルの新車価格は181.8万円~であり、新車価格が比較的安いので、年式の割に低価格な中古車両が多数存在します。
理由②中古での流通量が多いから
シエンタは非常に利便性の高い車であり、先代モデルも人気でした。だからこそ販売台数が多く、結果として中古車市場にも多くの車両が流通しています。
中古車相場は「人気だから高くなる」という訳でなく、需給バランスで変動します。人気を博し、その後売却された車が多く出回っている(=供給量が多い)からこそ、シエンタの中古車相場は抑えられているのです。
理由③フルモデルチェンジしたから
シエンタは2022年8月にフルモデルチェンジし、3代目となっています。新型モデルが登場すると、どうしても旧型モデルの人気は低くなり、併せて中古車相場も下がります。
シエンタでも、型落ちした2代目の相場価格は下がっています。
シエンタはなぜ人気?
前述の通り、シエンタの中古車は不人気だから安い訳ではありません。むしろ、人気で販売台数が多いからこそ価格が抑えられています。
その人気を支えているのが、以下の要因です。
- ①コストパフォーマンスが良い
- ②扱いやすく、室内も広い
- ③スライドドアを搭載している
- ④小さくても7人乗れる
①コストパフォーマンスが良い
シエンタは、ライバルのフリードと比べて新車価格が安く、且つ燃費性能も優れています(新型或いは旧型モデル同士で比べた場合)。
スライドドアを備えて車内も広く、その割に小型で軽量。維持費も安く、コストパフォーマンスに優れた車といえます。
②扱いやすく、室内も広い
シエンタは、ミニバンでありながら全長4300mm弱とサイズが小さめ。コンパクトカーより一回り大きい程度で、都市部での利用や運転が苦手な人にも向いています。
しかしながら、室内は4~5人で乗るには充分な広さ。全高も高いので身長が高い人でも乗りやすく、後席に座る人も快適に過ごせます。
③スライドドアを搭載している
スライドドアは、小さな子どもや高齢の家族を乗せるのに便利です。スライドドアを搭載した車は床も低いので乗り降りしやすく、誤ってドアを隣の車にぶつける心配もありません。
特に、現行シエンタはハンズフリースライドドアの搭載も可能で、子どもや荷物を抱えて手がふさがっている時も足元のセンサーでドアを開けられます。
④小さくても7人乗れる
シエンタは、全体寸法が小さいながら5人乗りと7人乗りの選択肢があります。7人乗りの3列目シートは決して広くありませんが、子ども用や緊急用として使うには便利です。
現行モデルも先代モデルも、シエンタの3列目は床下収納できます。そのため、使わない時には広い荷室スペースを確保でき、この点も3列目が跳ね上げ式のフリードより便利なポイントです。
【関連記事】新型シエンタは何人乗りがいい?5人乗りと7人乗りを比較
中古ならシエンタは新型と旧型どっちがいい?
中古のシエンタを購入するとなると、主な選択肢は現行モデル(3代目、新型)と先代モデル(2代目、旧型)と考えられます。
ここでは、新型と旧型のどちらが良いかを目的別で解説します。
広さ&コスト重視なら「旧型」
「とりあえず広くて使いやすい車が欲しい」「短距離しか使わないから気軽に使いたい」といった場合は、旧型シエンタをお勧めします。
前述の通り、旧型シエンタはフルモデルチェンジにより中古車相場が下がっています。また、広さに関しては新型も旧型も大きくは変わっていません。旧型であっても充分な広さです。
【関連記事】シエンタは旧型中古車がお勧め?納期の長い新型と比較
燃費重視なら「新型」
燃費性能は、新型の最高値が28.8km/L、旧型最終モデルの最高値が22.8km/L(ともにWLTC、FF)です。走行距離が長く、乗り潰すのであれば新型が良いでしょう。
ただし、あまり走行距離を走らないのであれば、敢えて燃費性能にこだわる必要はありません。むしろ、価格重視で考えるなら旧型のガソリン車を考えたほうが良いです。
【関連記事】新型シエンタの燃費|フリードや他のライバルとの差は?
安全性重視なら「新型」
新型シエンタは、ミニバンのなかでもトップレベルの安全性を誇る一台です。
これに対して旧型は、衝突被害軽減ブレーキが用意されているものの、2019年8月のマイナーチェンジ前のモデルは歩行者非対応。マイナーチェンジ後も、一部グレードはトヨタセーフティセンスがオプションとなっています。
【関連記事】新型シエンタは3位!安全な車ランキング 2025年ミニバン編
フリードと比べるならどっち?
フリードとシエンタは、それぞれ異なる長所をもつ車です。「何を重視するか」で選択肢は明確に変わります。
コスト重視なら「シエンタ」
シエンタはフリードより車両価格が安く、燃費も良いです。維持費を踏まえても、シエンタのほうが安いといえます。
ただし、シエンタのシートはやや薄く、長く乗ればフリードより疲れやすいでしょう。そのため、短距離で気軽に使うのに適しています。
快適性重視なら「フリード」
フリードはシエンタより室内が広く、シートのクッション性も良好。そのため、中長距離を走るならフリードのほうが快適です。
また、フリードはシエンタより3列目も充実しており、7人乗りに加えて6人乗りも選択できます。同じサイズ感で広さ重視なら、フリードがおすすめです。
フリードのグレード一覧|特徴や違いを比較!おすすめモデルは?
中古で安いシエンタを買うコツ4つ
ここでは、中古のシエンタを安く購入するための4つのコツを解説します。
コツ①新型なら未使用車も検討する
新型シエンタの中古価格はまだ高いため、敢えて登録済み未使用車を検討しても良いでしょう。一度ディーラーなどが「登録」を行いながらも使用には供されていない車で、中古車扱いとなります。そのため、新車と比べて少し安いのが一般的です。
ただし2025年6月現在、シエンタの新車は納期が長期化しており、未使用車の価格も高騰気味。反対に2~3年落ちの車両価格が下がってきているので、その時の相場価格を見て最終判断してください。
コツ②短距離中心ならガソリン車にする
シエンタはハイブリッド車の燃費性能が良く、購入する人もついハイブリッド車に注目しがち。しかし、ハイブリッド車はガソリン車より数十万円高いのが一般的で、毎年1万km以上など相当な距離を走らなければ、燃料代の差で価格差を埋められません。
コツ③3年以降の奇数年落ちの車を選ぶ
3年目以降の奇数年落ちの車とは、即ち車検の年に売られた車です。車検は買い替えのきっかけになることも多く、3年・5年・7年落ちの中古車は他の年式より数が多い傾向があります。
中古車相場は需給バランスにより決まるので、同じ年式で台数が増えがちな奇数年落ちの車は、相場価格が安くなりやすいです。
コツ④「x万キロを少し超えた車」を選ぶ
人はキリの良い数字に敏感です。たとえば、同じ年式で走行距離2.8万キロと3.1万キロの車では、車両状態も大差ないのが一般的。
しかし、この数字の差が与える印象の違いは大きく、これが車両価格に影響していることが多々あります。
購入時期や諸費用を工夫する方法も
以下のように、購入で工夫できるポイントはまだまだあります。プロ直伝の値引き交渉術もぜひ参考にしてください。
- 値引きを狙いやすい月末や決算期に買う
- 条件の近い車の見積書を使って交渉する
- 洗車など不要なサービスがあれば断るなど
新型・旧型問わず中古車の確認を!
シエンタは人気車だからこそ、新型・旧型問わず中古車市場での流通量が多いです。
ただし「いつ・どのような在庫があるかは」そのとき次第。条件の良い車はすぐ売れてしまいますし、「好みの色で予算内のものが欲しい」といった場合は小まめな在庫確認が必要です。
まずは、自分に合う車がないか在庫検索をしてみましょう。
中古シエンタに関するQ&A
Q. シエンタの中古車はやめた方がいいって本当?
シエンタの中古車は他の車に比べて壊れやすい訳でもなく、必ずしも「やめたほうがいい」ということはありません。
「3列目が狭い」「パワー不足」といった理由で購入を後悔をする人はいますが、コスパの良い手軽な一台としてはおすすめの車です。
Q. シエンタは何グレードがおすすめ?
- 新型シエンタ:ハイブリッドG
- 旧型シエンタ:ハイブリッドG Cuero
新型シエンタの一番人気はハイブリッドZですが、ハイブリッドGでも基本的な装備は充実しています。自分に合う快適装備をオプションで足したほうが安上がりな可能性も高いです。
一方、旧型シエンタは中古車価格がある程度下がっているので、できるだけ装備の充実したモデルを選ぶと良いでしょう。
【関連記事】新型シエンタのグレード比較!違いとおすすめは?
【関連記事】旧型シエンタ「170系」とは?特徴や魅力、前期・後期の違い
Q. 安全な中古車を買うポイントは?
安全・安心な車を買うためには、以下のポイントを押さえましょう。
- 年式と走行距離のバランスを見る
- 相場から大きく外れない価格にする
- 修復歴や水没歴の有無を確認する
- 点検整備記録簿で過去の整備状況を見る
- できれば試乗する
- 少なくともエンジンはかけさせてもらう
年式と走行距離のバランスは「1年あたり1万キロ前後」が目安です。また、相場価格と比べて異様に安い車は「安いなりの理由」があるので、購入を控えましょう。