ハスラーの特別仕様車であるJスタイルⅡ。標準車の廉価グレードに比べると高価ですが、デザイン性の高さで人気の一台です。ここでは標準車との違いや特徴を詳しく解説しています。
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ハスラーの特別仕様車「JスタイルⅡ」
ハスラーJスタイルⅡは、スズキ「ハスラー」の特別仕様車です。基本的な構造や使い勝手は標準車と変わりませんが、内外装や一部の快適装備で違いがあります。
元々は「ハスラーJスタイル」として販売されていましたが、2022年5月末のマイナーチェンジを受けて「ハスラーJスタイルⅡ」に名称が変更されました。
基本情報
- 新車時価格:162万1,400円~183万3,700円
- 燃費:20.8~25.0km/L(WLTCモード)
- サイズ:全長3,395mm×全幅1,470mm×全高1,680mm
JスタイルⅡのベース車両は、ハスラーの上位グレード「HYBRID X」及び「HYBRID Xターボ」です。「JスタイルⅡ」と「JスタイルⅡターボ」という名称で、それぞれ2WD車と4WD車の選択肢があります。
JスタイルⅡと標準車の違い
ここからは、画像付きでJスタイルⅡとハスラー標準車の違いを解説します。
車両価格
種類 | JスタイルⅡ |
HYBRID X ※2トーンカラー仕様 |
---|---|---|
2WD車 | 162万1,400円 | 158万2,900円 |
4WD車 | 175万5,600円 | 171万7,100円 |
ターボ付き2WD車 | 169万9,500円 | 168万3,000円 |
ターボ付き4WD車 | 183万3,700円 | 181万7,200円 |
JスタイルⅡとハスラー標準車(HYBRID X)の車両価格を比べると、ターボ非搭載車で3万8,500円、ターボ搭載車で1万6,500円の差額です。ただし標準車のHYBRID X/Xターボでも、モノトーンカラーを選べば車両価格はさらに4万4,000円下がります。
なお標準車の下位グレード「HYBRID G」の場合、新車の最低価格は136万5,100円です。
ボディカラーの選択肢
ボディカラーの選択肢はJスタイルⅡで8種類、標準車(HYBRID X)で13種類です。JスタイルⅡは全て2トーンカラーで、このうち6色は特別設定色。一方、標準車は5色がモノトーンカラー、残り8色が2トーンカラーです。
【JスタイルⅡの色】
- アイボリー×ブラウン(特別)
- ホワイト×ブラウン(特別)
- ブラウン×ソフトベージュ(特別)
- レッド×ソフトベージュ(特別)
- カーキ×ソフトベージュ
- オフブルー×ガンメタリック(特別)
- アイボリー×ガンメタリック(特別)
- デニムブルー×ガンメタリック
【標準車・HYBRID Xの色】
- アイボリー
- カーキ
- オフブルー
- ブルーイッシュブラック
- ホワイト
- オレンジ×ガンメタリック
- デニムブルー×ガンメタリック
- レッド×ガンメタリック
- ホワイト×ガンメタリック
- イエロー×ソフトベージュ
- オフブルー×ソフトベージュ
- カーキ×ソフトベージュ
- コーラルオレンジ×ソフトベージュ
外装①フロント加飾
JスタイルⅡと標準車の最も大きな違いは、フロント部分です。JスタイルⅡは以下のように独自のメッキ加飾が多く、高級感やメリハリのあるデザインに仕上がっています。
- 車種名のメッキエンブレム
- 専用メッキグリル
- メッキフォグランプガーニッシュ
外装②ルーフレールとドアハンドル
JスタイルⅡでは全車ルーフレールが装備され、ドアハンドルがメッキ加飾となります。これに対して標準車は、HYBRID Xターボを除いてルーフレールを装備しておらず、ドアハンドルもボディカラーと同色です。
外装③リアエンブレム
リアデザインは殆ど変わりませんが、左下に「J SYTLE」のロゴが付きます。
内装①シート素材と色
JスタイルⅡのシートにはレザー調&ファブリックシート表皮が採用されており、色はブラウン&ダークブルーです。一方、標準車はシンプルなファブリックシートで、ボディカラーに応じた差し色が入ります。
内装②加飾などの色
JスタイルⅡの内装には、チタニウムグレーの加飾が多く使われています。全体的には落ち着いた雰囲気です。一方、標準車の加飾ではボディカラーに応じて白やオレンジなどの華やかな色が使われており、アクティブな印象となっています。
装備①ナノイーX搭載オートエアコン
見た目以外で異なる点の一つが、ナノイーX搭載のフルオートエアコンです。ナノイーXには細菌の繁殖抑制効果や脱臭効果があります。標準車はナノイーX非搭載です。
装備②360度プレミアムUV&IRカットガラス
見た目以外でもう一つ異なるのが、全てのガラス面にプレミアムUV&IRカットガラスが使われている点です。標準車の場合はHYBRID X以上のグレードでフロントドアとフロントガラスのみプレミアムUV&IRカットガラスが採用されています。
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ハスラーJスタイルⅡの使い勝手は標準車と変わらず良好
ハスラーはデザイン性が高いだけでなく、使い勝手も優れています。JスタイルⅡも基本構造は標準車と同様であり、使い勝手は良好です。
軽SUVとして悪路走破性を確保
JスタイルⅡを含むハスラーの最低地上高は180mm。普通車では190~200mm程度の車種もありますが、大きくは劣っていません。例えばミドルサイズSUVのエクストレイルでも、最低地上高は185~200mmです。ちょっとした凹凸のある道なら難なく走行できます。他の軽自動車より雪道にも強いです。
ターボや4WDも選択可能
長距離移動する場合には、軽自動車でもターボ搭載車を選択すると便利です。優れた加速力で高速走行も楽になります。またアウトドアに使う場合や、雪の降る地域に住んでいる場合は4WD車を選択すると良いでしょう。
車中泊もできるシートアレンジ
ハスラーは車中泊にも向いています。2列目は荷室から完全にフルフラットにでき、荷物を積みやすいです。さらに1列目のヘッドレストを除いてシートを倒せば、大人でも寝られる広さを確保できます。
荷室の下にアンダーラゲッジボックスを備えるなど、収納面の工夫も多いです。
ハスラーJスタイルⅡはお買い得?
内外装のデザインを重視し、また紫外線など肌への影響を気にする人であればJスタイルⅡはおすすめです。JスタイルⅡと同様の機能を標準車に付けようとすれば、オプション価格は4万円では収まりません。
ただし標準車でも、オプションでメッキ装飾などを付けることができます。「1ヶ所だけデザインを変えたい」「標準車でもデザインに満足できる」と思える人は、敢えてJスタイルⅡを選ばなくても良いでしょう。
ハスラーは中古でも流通量が多いのでチェック
ハスラーは人気が高い分だけ流通量も多く、既に現行モデルのハスラーも多数中古での販売があります。JスタイルⅡの中古車も多いです。
新しさに拘りたい場合は登録だけ済ませ、実際の走行に使われていない「登録済み未使用車」もありますので、まずは中古で希望の色や価格の車両がないかチェックしてみてください。
ハスラーのカタログ情報
- 現行モデル
- 令和2年1月(2020年1月)〜現在
- 新車時価格
- 128.0万円〜197.2万円
ハスラーの在庫が現在476件あります
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