- この記事の目次 CONTENTS
- ポイント①初売りは4日からが一般的
- ポイント②行くだけで福袋が貰えることも
- ポイント③車両の値引きはあまり期待できない
- ポイント④広告掲載車や在庫車は狙い目
- ポイント⑤下取り価格には注意を
- ディーラー初売りのよくある質問
- Q&A 初売りで買えば3月の車検に間に合う?
- Q&A 初売りと決算セールはどっちがお得?
ポイント①初売りは4日からが一般的
ディーラーは1月3日までお休みのところが多く、初売りは4日から始まるのが一般的です。初売りの終わりは明確には決まっていませんが、祝日である成人の日前後まで開催していることが多いようです。
ただし後述の福袋やギフトなどの特典は「なくなり次第終了」というところが多いので、注意しましょう。
また初売りは4日からが多いディーラーですが、目玉商品が載っている広告は4日とは限りません。元日の新聞広告や折り込みに入っていることもありますので、初売りを狙っている人はチェックしてみてください。
ガリバーの2023年初売りセールは1月1日から実施しています。注目在庫についてやweb予約によるギフト券の抽選キャンペーンについては以下の特設サイトをご確認ください。
ポイント②行くだけで福袋が貰えることも
ディーラーの初売りでは「福袋」や「お年玉」が用意されていることが多いです。一つのディーラーでいくつも用意されていることも多く、以下のような内容に大別されます。
・誰でも貰える「福袋」
・誰でも参加できる「福引」
・商談や契約をした人対象の「福袋」「お年玉」
誰でも貰える「福袋」は、文字通り、ディーラーに行けば誰でも貰えます。誰が貰っても困らない洗剤、入浴剤、ティッシュペーパー、ラップ、キッチンペーパー、お菓子、調味料など1000円~2000円前後のものが多いようです。
また誰でも参加できる「福引」も多く、空気清浄機などの家電、グルメセットなどが景品に用意されています。
それに対して商談や契約をした人向けの「福袋」や「お年玉」はもっと豪華になります。メーカーからの「お年玉」という位置づけで、5~10万円程度のオプションが無料になるのは珍しくありません。またディーラーからも数万円相当の高級グルメが選べるギフトカタログなどが貰えることもあります。
ポイント③車両の値引きはあまり期待できない
「初売りなら値引きしてくれるはず」と思う人は多いものですが、実は一部の車を除いて、本体価格の大幅な値引きは期待できません。初売りは「豪華なオプションを安く付けられる」などオプションでの値引きやおまけが多いのです。
それに対してディーラーが車両価格の値引きで勝負をするのは決算期です。目標販売台数を達成するとディーラーから「販売奨励金」などの名目で資金が提供されるため、それを当てにして値引きをすることが多いのです。
そのため「少しでも支払う金額が安い方がいい」「オプション追加より値引き」という方は決算セールで購入した方が良いでしょう。
他方で、普段から値引きをしないブランド・車種の場合は、プラスアルファのオプションやギフトが貰える初売りで購入する方がお得でしょう。
ポイント④広告掲載車や在庫車は狙い目
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ディーラー初売りで狙いたいのが「広告掲載車」と「在庫車」の2つです。
広告掲載車は、いわば初売りの「目玉」ですから、ディーラーとしても思い切った価格設定をしています。
もう一つ、見落としがちなのが「在庫車」。特に、既に新車登録を済ませナンバーも付けているものの、実際には使われていない「登録済み未使用車」があるならぜひ検討してみてください。
というのも、新車登録を済ませてしまった「登録済み未使用車」の、法律上の扱いは「中古車」。そのため年が明けると年式が古くなってしまうのです。
色やオプションの選択肢も限られるというデメリットもありますが、通常の新車より安く購入できることが多いです。また納車も早いので、ディーラーに「未使用車はない?」と聞いてみるのもオススメです。
「年式が1年古くなる」というのはディーラー以外のお店でも同じですので、中古車販売店の在庫車も値引きされている可能性は高いでしょう。そのため新車にこだわらないなら、中古車の初売りもチェックしてみてください。
ポイント⑤下取り価格には注意を
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ディーラー初売りで車を買う時に、ついつい気を抜いてしまうのが下取り価格。せっかくお得に新車を購入しても、下取り価格で調整されている可能性もゼロではありません。
かといって、一度ディーラーに入ってしまうと、下取り価格が妥当なのかどうか分からないもの。何軒も回って下取り価格を比較するのも面倒でしょう。
そのため、ディーラーに行く前に、公開されている買取相場を確認することをオススメします。事前に買取相場が分かれば、ディーラーから提示された下取り価格が妥当かどうかも判断できます。
ガリバーでも年式別の買取相場や買取実績を公開していますので、ぜひ活用してください。
ディーラー初売りのよくある質問
新車の初売りで気になるポイントを、よくある質問で確認しましょう。
Q&A 初売りで買えば3月の車検に間に合う?
通常であれば、契約から納車までは1~2か月ほどが一般的。しかし昨今の半導体不足の影響もあり、2023年の初売りも受注生産の車は納車が遅くなる可能性が高いです。
「3月に車検がある」という人も多いので、具体的な値引き交渉に入る前に納車時期を確認しておきましょう。数週間程度だったら代車が借りられる可能性も高いので、代車サービスの有無についても聞いてみてください。
「3月の車検までに買い替えたい」という場合は、ディーラーの在庫車や登録済み未使用車を検討も検討してみてください。ガリバーでも未使用車を取り扱っていますので、ぜひ在庫をチェックしてみてください。
Q&A 初売りと決算セールはどっちがお得?
初売りと決算セールでは売り方が違うので、「どんな車を買おうとしているのか」によってお得な選択肢は変わります。
一般に初売りは「オプションが無料になったり、豪華なギフトがもらえたり」とプラスアルファが「貰える」ことが多いです。そのため「上級グレードを買いたい」「オプションや先進安全装備はふんだんに付けたい」「値引きなどはしないブランドが欲しい」という方は初売りが良いでしょう。
それに対して決算セールは「車両価格を値引きしてもらえる」など「安くなる」傾向があります。そのため「少しでも安く買いたい」「オプションにはあまり興味ない」という方は、決算セールの方が良いでしょう。
ただし最近は納車が遅れているため、決算セールでお店に行っても3月には納車がされない可能性も充分あります。「3月に車検がある」「新生活に合わせて買い替えたい」という場合は、決算期を待たず、まずは早めにお店に行くようにしましょう。