メルセデス・ベンツGLA vs GLB徹底比較!正統派GLAか、7人乗りSUVか

世界的に人気のSUVマーケット。
「同じセグメントには1車種」というメーカーが多い中で、メルセデス・ベンツはCセグメントのSUVを2車種導入している。GLAとGLBだ。
GLAは正統派SUV、対するGLBは7人乗りのSUVだ。
今回はこの同メーカー同セグメントのSUVを燃費性能、価格、デザイン、車内空間、安全装備、走行性能などさまざまな角度から比較・評価する。

この記事の目次 CONTENTS
メルセデス・ベンツGLAの特徴
メルセデス・ベンツGLBの特徴
1.燃費比較
2.価格比較
3.購入時の値引き術
4.デザイン比較
5.室内空間と使い勝手
6.安全装備の比較
7.走行性能の比較
8.リセールバリュー比較
9.まとめ・総合評価

ライター紹介

クルマ評論家 CORISM代表

大岡 智彦 氏

CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員

昨今の自動車マーケットでは、世界的にSUVが大人気だ。
多くの自動車メーカーが、新型SUVを続々と投入している。
だだ、同じセグメントに1車種というパターンが一般的だ。
2車種以上投入すると、カニバリ(共食い)が発生し、効率が落ちて利益が出にくくなるからだ。

しかし、一部のメーカーは、SUVマーケットで覇権を握ろうと同じセグメントに2車種以上のSUVを投入している。
そんなメーカーのひとつがメルセデス・ベンツだ。

メルセデス・ベンツはCセグメントのSUVとして、2014年に初代GLAを投入した。
このCセグメントのSUVマーケットは、ボリュームが大きく、多くの販売台数が見込める。
そんなマーケットに、メルセデス・ベンツは2代目GLAの登場と同時に、プラットフォームなどを共用する新型車GLBを投入した。
これは、顧客ニーズの細分化へ対応するため。
加えて、一気にプレミアム系CセグメントSUVマーケットの覇権を握ろうという戦略がある。

その戦略は非常に練られたもので、正統派SUVのGLAに対し、GLBはこのクラスでは珍しい7人乗りとして差別化した。
日本マーケットでは、多人数乗車モデルが好まれる傾向もあり、GLAで得られなかった新規顧客の獲得が期待できるのだ。

そこで、今回は正統派GLAとユニークな7人乗りSUVであるGLBをさまざまな面で比較する。

メルセデス・ベンツGLAの特徴

初代GLAは、新型車として2014年に登場した。
メルセデス・ベンツのSUVラインナップは、車名の最初がGLとなる。
そして、その次にくるアルファベットがクラスを表すルールになっている。
通常のモデルは、最もコンパクトなAクラスから始まり、Bクラス、Cクラス、Eクラス、Sクラスという順にボディサイズが大きくなる。
このルール通り、GLAはSUVラインアップで最もコンパクトなモデルだ。
GLAが属するのは、CセグメントSUVと呼ばれるカテゴリーになる。

こうした車名のルールと同じく、使用されるプラットフォーム(車台)も基本的に共通化されている。
つまり、GLAはAクラスのプラットフォームをベースとして開発されたモデルでもある。
ちなみに、AクラスとBクラスは全高がやや異なる程度で、同じプラットフォームを使用している。

初代GLAは、Aクラスをベースに、やや全高を高めたモデルといった印象。
全高は1,505mmと低く、スタイリッシュな都会派SUVだ。
最低地上高も150mmと小さく、量販グレードはFF(前輪駆動)だったこともあり、悪路走破性というより、ラフロードも走れるコンパクトカー的モデルといえる。
悪路走破性を重視する顧客にはやや物足りない仕様だが、軽快感があるオンロードでの走りや快適な乗り心地は美点だ。

しかし、2代目GLAは初代とはまったく異なる方向性で2020年に登場した。

2代目GLA_外観 2代目GLA

都会派SUVではなく、本格的にオフロードを走れるSUVとなったのだ。
今のところ、駆動方式は4WDのみで、最低地上高は202mmまで高められた。
これにより、優れた悪路走破性を誇るモデルとなっている。
今のところ、GLAは2.0Lディーゼルターボと4WDの組み合わせの、200 d 4MATICのみの設定となっている。

メルセデス・ベンツGLBの特徴

GLBは、2代目GLAと同時、2020年に登場した新型モデルだ。
プラットフォームはGLAと共用されているものの、ホイールベースを伸ばして7人乗りとしている。
この3列目シートをもつ7人乗りであることが、GLB最大の特徴。
ただし、安全上の理由から、3列目シートの利用は身長168cmまでの乗員用とされている。
こうした制約があると、3列目シートがあるとはいえ、実用面では少々物足りなく感じる。

GLB_外観 GLB

ホイールベースを伸ばして3列目シートを装備したことで、GLAより全長や全高も拡大されており、より大きく立派に見える。
国内初期の販売状況は、3列目シートが評価され、GLAよりGLBの方が売れているという。

GLBは、2.0Lディーゼルターボを搭載したFF(前輪駆動)の200 dと、ガソリンの2.0Lターボと4WDを組み合わせた250 4MATIC スポーツの2グレード設定となっている。

1.燃費比較

GLAの評価は4.0点
GLBの評価は3.5点

物足りない燃費のガソリン車。優れた燃費となったディーゼル車

GLAは、2.0Lディーゼルターボを搭載し、燃費は16.5㎞/L(4WD、WLTCモード)。
GLBは、2.0Lディーゼルターボ車が17.5㎞/L(FF、WLTCモード)。
2.0Lガソリンターボ車が、12.0㎞/L(4WD、WLTCモード)となっている。
両車ともに、ディーゼル車は優れた低燃費性能を誇る。

ガソリン車に関しては、48Vのマイルドハイブリッドの搭載も見送られていて、燃費面では物足りない数値となっている。
CO2排出量の削減が大きなテーマになっている時代において、プラミアムブランド車であるにもかかわらず、ただのガソリン車というのは少々微妙だ。

2.価格比較

GLAの評価は3.0点
GLBの評価は3.0点

プレミアムブランドゆえ、高めの価格設定

GLAは、今のところ1グレードのみの設定で、グレードは200 d 4MATIC。
価格は5,020,000円だ。
GLBは2グレード設定で、200 dが5,120,000円、250 4MATIC スポーツが6,960,000円となっている。

どちらのモデルも、CセグメントSUVとは思えないくらい高価な価格設定。
さすが、プレミアムブランドのメルセデス・ベンツといったところだ。

GLAとGLBの2.0Lディーゼルターボは、GLAが4WD、GLBはFFと仕様が異なる。
これは、カニバリ(共食い)を避けるためと推測できる。
そのため直接比較できないのだが、装備がほぼ同等ということもあり、妥当な価格差といえるだろう。

GLB 250 4MATIC スポーツは装備などが充実しているとはいえ、コスト高になるディーゼル車に比べてガソリン車であることを考えると、やや割高な印象となる。

3.購入時の値引き術

GLAの評価は2.0点
GLBの評価は2.0点

長期在庫車があれば、新型車でも期待大

GLAとGLBは、登場したばかりの新型車だ。
そのため、しばらくの間は値引きゼロベースになる。

ただし、しばらく待つと値引きの可能性も出てくる。
というのも、多くの人はメルセデス・ベンツのようなプレミアムブランドは、国産車のように値引き対応してくれないと思っていることが多い。
ところがむしろ逆で、輸入車の方が大幅値引きの期待ができることがあるのだ。

とくに、大幅値引きが出るパターンは、長期在庫車だ。
輸入車は、売れるグレードや色、オプションなどを予想して輸入する。
この予想が外れると、長期在庫になる。
この長期在庫車は、「大幅値引きをしてでも早期に売ってしまいたい」という状況になる。
GLAやGLBでは、まだ長期在庫車はほとんど出てこないとは思うが、1年程度待てば出てくる可能性が高い。
そのため、すぐにでも欲しいという人以外は、しばらく待つとよい。

また、新型車効果も最近では短く、1年程度経過すると値引き額も大きくなる。
この時、重要なのはしっかりとライバル車と競合させること。
競合させると、他社に顧客を取られないように、値引き額が大きくなるケースが多い。
GLAとGLBのライバル車は、BMW X1やアウディQ3が鉄板。
こうしたライバル車の見積りを先に取って、GLAまたはGLBの商談に向かうとよい。

また、メルセデス・ベンツのディーラーには、シュテルンとヤナセがある。
こうした経営の異なるディーラー同士を競合させるのも効果的だ。
同じクルマなら、安い方を買うという姿勢で商談するのもよいだろう。

また、新車の値引きばかりではなく、下取り車をより高値で売却することも重要。
海千山千のディーラー営業マンになると、値引きを要求されると対応するものの、下取り車の価格を安くして利益を出すケースもある。
「下取り車、買取店で査定しましたか?」などと、探りを入れてきたら要注意だ。

探りを入れるのは、一般的には買取店の査定価格の方が、高値になることが多いため。
安く下取りに出してしまわないためには、下取り車の適正価格を知っておくことが重要だ。
適正価格を知るためには、2店舗くらい買取専門店に行き査定したい。
こうすることで、下取り車の適正価格が分かってくる。

なお、忙しい人は、中古車大手ガリバーのサイトで査定価格をチェックするのもおすすめだ。
ここでは、過去6ヶ月間で実際に顧客から買い取ったクルマの価格情報を公開、「ざっくりな相場」を確認することができるようになっている。
また、より詳しい査定額を調べたければ、WEB上で走行距離や年式などの情報を入力するだけで、無料で査定できるサービスもある。
こういったサービスを活用して、下取り額の適正な価格を把握しておくと良いだろう。

4.デザイン比較

GLAの評価は3.5点
GLBの評価は4.0点

上手く差別化した外観デザイン

プラットフォームなど、基本骨格部分を共用するGLAとGLB。
カニバリを避けるため、両車ともに差別化されたデザインが採用されている。

GLAの外観デザインは、都会派SUVだった初代GLAから大きく変貌を遂げた。
全長や全幅は大差ないが、全高が100mm高くなっている。
最低地上高も大幅に高くなっており、初代GLAよりも、より大きく迫力あるスタイリングになった。
また、滑らかなルーフラインとすることで、最近のトレンドであるクーペ風のスタイリッシュさも得ている。

GLA_外観_後ろ GLAの外観
GLA_フロントフェイス GLAのフロントフェイス

一方、GLBはGLAに対して全長が225mm長く、ホイールベースも100mm伸ばされている。
また、全高は80mm高い。
そのため、GLAよりひとクラス上のモデルに見える。

しかもボンネットフードも高い位置にあり、全体的にスクエアなデザインとされているため、フロントフェイスが大きく、押し出し感のある迫力あるフェイスになっている。
また、ルーフラインはフラットで長く、正統派オフローダー的でもある。

GLB_外観_後ろ GLBの外観
GLB_フロントフェイス GLBのフロントフェイス

GLAとGLBのデザインは、大きく方向性が異なる。
これは、好みの問題といえるだろう。
ただ、最近少なくなったオフローダー的なGLBのデザインは、とても新鮮に見える。

GLA_インパネ GLAのインパネデザイン
GLB_インパネ GLBのインパネデザイン

5.室内空間と使い勝手

GLAの評価は3.0点
GLBの評価は4.0点

ボディサイズの違いが、室内空間と使い勝手の差に

GLAのボディサイズは、全長4,415×全幅1,835×全高1,620 mm、ホイールベース2,730mm。
GLBのボディサイズは、全長4,640×全幅1,835×全高1,700 mm、ホイールベース2,830mmとなっている。
GLBは3列目シートをもつ7人乗りということもあり、ホイールベースが100mm伸ばされ、全高も80mm高い。

これだけボディサイズが違うと、室内空間の差は歴然だ。
GLBの3列目シートを格納し、2列目シートを最後端までスライドさせれば、GLAより余裕のある空間になる。
全高が高いこともあり、頭上部分の圧迫感もない。

GLA_後部座席 GLAの後席
GLB_後部座席 GLBの後席

ただ、GLBの3列目シートの乗員は、身長168cmまでと制限されている。
なお、168cmでもかなり窮屈だ。
小さな子供向けといった印象で、大人の長距離移動は厳しい。

GLB_3列目シート GLBの3列目シート

荷室容量は、GLAが425L。
GLBが3列目シート格納時で500Lと、こちらもボディサイズの差が荷室容量の差となった。
そして、長尺物など多くの荷物を積載するときに重要なのが、2列目シートの分割。
GLAは6:4分割なのに対して、GLBは4:2:4分割となっている。
やはり、GLBの4:2:4分割式2列目シートの方が、利便性は高い。

GLA_荷室 GLAの荷室
GLB_荷室 GLBの荷室

また、ホイールベースが長い分、GLBの最小回転半径は5.5mと5ナンバーミニバン並み。
GLAは5.3mと、このクラスの平均的な数値となっている。

6.安全装備の比較

GLAの評価は4.0点
GLBの評価は4.0点

AIを駆使したインフォテインメントシステムを用意

GLAとGLBには、先進安全装備である「レーダーセーフティパッケージ」が全車標準装備化されているので、どのグレードでも安心して乗れる。
ただし、自転車検知や右折時の車両や歩行者検知機能などがないのが残念なポイントだ。

その他は、車線維持し先行車に追従走行する機能、斜め後ろの死角の車両との衝突回避を支援する機能などが備えられている。

また、高速道路などを走行中のウインカー操作後に、クルマが安全であると確認すると自動で車線変更する「アクティブレーンチェンジングアシスト」も用意。
加えて、走行中にドライバーが気を失うなど万が一の場合には、自動的に車線を維持しながら緩やかに減速・停止する「アクティブエマージェンシーストップアシスト」も採用されている。

そして、GLAとGLBともに、対話型インフォテインメントシステムであるMBUX(メルセデス・ベンツユーザーエクスペリエンス)も搭載している。
これはAIを駆使した学習機能付きの機能。
ユーザーが発話することで、エアコンやオーディオ、ナビなどの操作が可能になる。
MBUXは、「Hi(ハイ), Mercedes(メルセデス)」で起動、曖昧な言葉でも対応してくれる点がポイントだ。
例えば、エアコン操作では、「暑い」と言えば、理解してエアコンの温度を下げてくれる。
使い方には慣れが必要だが、使い込むほどにAIが理解を深め、使いやすくなっていく。

7.走行性能の比較

GLAの評価は3.5点
GLBの評価は4.0点

キビキビ感あり乗りやすいGLA。ゆったり感あるクルージングが楽しめるGLB

GLAには、150ps&320Nmをアウトプットする2.0Lディーゼルターボが搭載されている。
これはFF(前輪駆動)のGLBと共通で、8速DCTと組み合わされる。

GLA_エンジンルーム GLAのエンジン

しかしこのエンジン、何ともディーゼルっぽくない。
ディーゼル特有の、大トルクでグイグイと車速を上げていくタイプではないのだ。
むしろガソリン車のように、シューンとエンジンが回る。
ただ、だからといって、高回転でパンチがある訳でもないのが悩ましい。
ディーゼルエンジンらしさを求める人には、向かないかもしれない。
逆に言えば、ディーゼルエンジンが苦手な人は、違和感なく乗れる。
また、アイドリングストップ時からの再始動も、やや振動を感じた。
500万円を超える価格帯のモデルであるならば、もう少し洗練さが欲しい。

GLB 250 4MATICに搭載された2.0Lターボの出力は、224ps&350Nmを発揮。
このエンジンは、かなりやる気満々だ。
アクセルをグッと踏み込むと、大トルクがドンと立ち上がり、豪快に加速する。
そして、意外と高回転まで気持ちよく回る。
このエンジン、GLBよりGLAに合っているのでは? と、感じた。
ただ、これだけCO2減と声高に叫ばれている時代に、48Vのマイルドハイブリッドさえも搭載していないのは痛い。

GLB_エンジンルーム GLBのエンジン

GLAで非常に好感が持てたのが、視界の良さだ。
着座位置は、高くもなく低くもなく絶妙で、車両感覚がつかみやすかった。
SUVは大きくて運転しにくそう、と感じている女性にもおすすめできる。

GLA_運転席 GLAの運転席
GLB_運転席 GLBの運転席

乗り心地は、やや硬め。
低速域で、やや大きめの凹凸がある道では、リヤサスペンションがややバタバタした動きがあった。
ただ、速度が上がるほどしなやかさが増す。
やや硬めのサスペンションと高剛性ボディとの組み合わせにより、カーブなどでは安定感がありキビキビとした走りが楽しめた。
このキビキビ感は、ホイールベースが長いGLBでは得られないものだ。

ただ、逆に高速道路でのクルージングでは、ホイールベースの長さが生きる。
GLAより直進安定性がよく、乗り心地もよい。
GLAで感じたリヤサスペンションのドタバタした感覚も無かった。

8.リセールバリュー比較

GLAの評価は4.0点
GLBの評価は4.5点

高値維持に期待大!とくに7人乗りのGLBは、さらに高値に?

国産、輸入車問わずSUVの人気は高く、ほとんどの車種が高いリセールバリューを誇っている。
プレミアムブランドであるメルセデス・ベンツで、日本でも扱いやすいCセグメントのSUVであればリセールバリューの高値維持は確実といったところだ。

とくに、日本マーケットでは多人数乗車モデルが好まれる傾向にある。
そのため、7人乗りのGLBは、GLAより高いリセールバリューが期待できるだろう。

また、GLAは1グレード、GLBは2グレードという選択肢の少なさから、グレード間のリセールバリューの差はほとんどないと思われる。

プラス査定と予想できるオプションは、インフォテインメントシステムであるMBUX、AMGスタイリングパッケージなどだ。

9.まとめ・総合評価

GLAの総合点は27点/40点
GLBの総合点は29点/40点

グレード設定が悩ましい…

GLAやGLBのようなSUVは、やはりディーゼルエンジンとの相性がよい。
また、アウトドアレジャーで使うケースも多いのであれば、4WDである4MATICは必須といったところだ。

GLAは、ディーゼルエンジンと4WDの4MATICの組み合わせなので問題ない。
多人数乗車や広大な荷室が必要ないのであれば、GLAという選択がベストだろう。

GLA_外観_後ろ

逆に、多人数乗車で使いたい、より大きな荷室が欲しいというのであればGLBという選択になる。

ところが、GLBのディーゼルエンジン車には、FF(前輪駆動)のみの設定。
荷物をたくさん積むなど、アウトドアレジャーで使うとなると、やはり4WD機能が必須となる。
4WD機能を優先すると、非常に高価な価格帯となる250 4MATIC スポーツ(6,960,000円)という選択しかないのだ。
GLBにも、ディーゼルエンジン+4WDの組み合わせが欲しいところだ。
GLBにディーゼルエンジン+4WDの組み合わせがあれば、ベストな選択となる。
オフロードや深い雪道などは走らないというのであれば、FFでも十分だ。

GLB_外観_後ろ

評価点まとめ

 
  GLA GLB
総合得点(40点満点) 27点 29点
1.燃費 4点 3.5点
2.価格 3点 3点
3.購入時の値引きしやすさ 2点 2点
4.デザイン 3.5点 4点
5.室内空間と使い勝手 3点 4点
6.安全装備 4点 4点
7.走行性能 3.5点 4点
8.リセールバリュー 4点 4.5点