この記事の目次 CONTENTS
故障しにくいメーカー
外車は故障しやすいの?
故障しにくいクルマの見分け方
中古車を選ぶ時の注意ポイント
状態の見極めが重要

ライター紹介

CAR-TOPICS編集長

村田 創 氏

大学卒業後新車ディーラーにて5年勤務。その後、中古車のガリバーへ入社。車一筋20年以上のベテランが新車から中古車まで幅広く解説します。

故障しにくいメーカー

レクサス 外観

クルマを選ぶときに一番わかりやすいのがメーカーですが、このメーカーが「故障しやすいクルマ/故障しにくいクルマ」を見分ける一つの参考になります。

例えばJ.D. パワー ジャパンという会社では、新車購入から一定期間が経ったユーザを対象にして、クルマの不具合経験を聴取しています。それを元に毎年発表されているのが日本自動車耐久品質調査(Vehicle Dependability Study、略称VDS)です。2019年の調査では、品質が高いと評価されたクルマの順位は以下のようになっていました。

1位 レクサス
2位 トヨタ
3位 スズキ
4位 ホンダ
5位 ダイハツ

順位は毎年少しずつ変動しますし、車種によっても差がありますが、一つの目安として活用してみてください。

外車は故障しやすいの?

外車は故障しやすいの?

上記の日本自動車耐久品質調査の結果を見ると、トップ5を全て日本メーカーが占めています。また6位以降も三菱や日産が名を連ねており、総じて日本車の方が品質が高いといえるでしょう。また外国車の中ではアウディ、メルセデス・ベンツ、BMWなどが上位に来ています。

「故障が心配…」という場合には、保証が付けられるメーカー、お店から購入することをお勧めします。ガリバーでも、中古車には無償の「あんぜん1か月保証」または「あんぜん3か月保証」が無償で付いているほか、有料では最長10年の保証が付けることができますので、ぜひご利用ください。

※無償で付いている保証の期間は、輸入車と国産車で異なります。
※長期保証を付帯できる車両には条件があります。

故障しにくいクルマの見分け方

故障しにくいクルマの見分け方

ただし実際には、故障しやすさは車種ごとに異なります。故障しにくいクルマを選ぶためには、以下のようなポイントをチェックすることをお勧めします。

・最新機能を搭載しすぎていない
・モデルチェンジ直後よりは少し期間が経ったモデル

新しい装備や技術は、どうしても不具合が起こりやすいです。昔だと「エアコンやパワーウィンドウが壊れた」という話を多く聞きました。最近だと「Bluetoothやスマホ連携が上手くいかない」といった話をよく聞きます。

不具合が見つかればメーカーは順次改修・改善していきます。そのため「新型発売後少し経ったクルマ」の方が故障は少ないといえるでしょう。

中古車を選ぶ時の注意ポイント

中古車を購入する際は、先ほどご紹介した上記のような条件に加えて、個々の車両の見極めも重要になってきます。

とはいえクルマに詳しくない人だと、クルマの状態を把握するのは難しいもの。またクルマに詳しくても、目に見えないクルマの内部まで細かくチェックするのは難しいです。だからこそ、まずは以下を目安にクルマを選ぶことをお勧めします。

・事故歴や修復歴がない
・年式が低い(=新しい)
・走行距離が短い
・いざという時のために保証を付けることができる

中でも重要なのは、修復歴がないこと。下記画像のようなクルマの骨格部位を修理や交換をしたことがないクルマのことで、これによって走行性能や安全性に大きな差が出てくると言われています。だからこそ、修復歴がないクルマを選ぶようにしましょう。

骨格部位

ガリバーではお客様に安心してクルマを選んでいただけるよう、クルマが入荷したら、各部位が交換されていないか、修理した跡がないか、曲がりや歪み、凹みなどがないかを徹底的に検査しています。その結果を全て公開していますので、安心して購入していただくことができます。

(※万が一、納車時に修復歴があった場合にはご契約の解除に応じております)

状態の見極めが重要

状態の見極めが重要

「年式が新しい」「走行距離が短い」というのも、故障しにくいクルマを見極めるポイントですが、一概に「走行距離が短ければ安心」と言えないので注意が必要です。「ずっと車庫に放置されていたクルマ」などは、走行距離は短くぱっと見にはきれいでも、内部は思いがけず傷んでいる可能性もあります。

だからこそ、プロによる徹底的な検査を受けた、安心できるクルマを選ぶことをお勧めします。ガリバーでは一台一台をしっかり検査するのはもちろん、メーカー横断でクルマを取り扱っているからこそ、「このメーカーのこのクルマは故障しにくい」といった客観的なアドバイスもできます。

クルマを見ながら、査定を受けながらなど、まずはお気軽にご相談ください。