レトロでかわいい車12選一覧
ここでは、レトロな印象を与えるかわいい車を12車種ご紹介します。比較的高年式の中古車が手に入る生産終了車種も4車種選びました。
※新車時価格やこの後に掲載している中古車相場、サイズ、燃費情報などはガリバー「車カタログ」より引用。新車時価格は千円以下切り捨て。
番号 | 車種名 | 新車時価格 | 分類 |
---|---|---|---|
① | ホンダ「N-ONE」 | 159万円〜 | 軽自動車 |
② | スズキ「ラパン」 | 132万円~ | 軽自動車 |
③ | ダイハツ「ムーヴキャンバス」 | 146万円~ | 軽自動車 |
④ | ダイハツ「ミラトコット」 | (生産終了) | 軽自動車 |
⑤ | ダイハツ「キャスト」 | (生産終了) | 軽自動車 |
⑥ | スズキ「クロスビー」 | 194万円~ | SUV |
⑦ | ミツオカ「ビュートストーリー」 | 322万円~ | コンパクト |
⑧ | 日産「マーチ」 | (生産終了) | コンパクト |
⑨ | ミニ「MINI」 | 396万円~ | 外車コンパクト |
⑩ | フィアット「500」 | 259万円~ | 外車コンパクト |
⑪ | ルノー「トゥインゴ」 | 289万円~ | 外車コンパクト |
⑫ | フォルクスワーゲン「ザ・ビートル」 | (生産終了) | 外車コンパクト |
レトロでかわいい車の特徴は?
レトロでかわいい車が欲しい場合は、以下のような特徴を有していることが多いです。
- セダンのような四角っぽいボディ
- 丸目のヘッドライト
- シルバーで大きめのフロントグリル
ただし実際には、旧車でも丸みのあるボディや四角いヘッドライトの車種があります。
レトロブームで「旧車っぽさ」が人気
近年巻き起こっている昭和・平成の「レトロブーム」。この影響は自動車業界にも表れており、現在は「旧車っぽさ」を求める若者が少なくありません。伝統的でクラシカルな印象や、哀愁あるデザインが人気を集めています。
レトロでかわいい軽自動車
レトロでかわいい車の中でも人気なのが、車両価格や維持費を抑えられる軽自動車です。ここでは、おすすめの5車種をご紹介します。
①ホンダ「N-ONE」
- 新車時価格:159万円~
- 中古車相場:6.8万円~226.2万円
- サイズ:全長3395mm×全幅1475mm×全高1545mm
- 燃費性能:21.8km/L(WLTC)
N-ONEは1967年にデビューしたホンダ「N360」をモチーフにしており、新しさとクラシックさを見事に融合させた一台です。色合いもくすみカラーやアースカラーだけでなく、はっきりした色合い、2トーンカラーと幅広く選べます。
内装も洗練されており、助手席の前には木目調のパーツが採用されています。また走行性能の高さにも定評があり、特に最上位グレードRSではMT車を選ぶことができます。安全性も軽自動車でトップクラスです。
②スズキ「ラパン」
- 新車時価格:132万円~
- 中古車相場:5万円~179.9万円
- サイズ:全長3395mm×全幅1475mm×全高1525mm
- 燃費性能:26.2km/L(WLTC)
レトロ風な車の中でも愛らしさが際立つラパン。ヘッドライトの存在感はN-ONEの方が大きいですが、ラパンはより四角いロール―フのボディがレトロ感を出しています。
ラパンの魅力はデザイン性だけでなく、実用性の高さにもあります。燃費の良さは軽自動車でもトップクラス。さらに収納も豊富で使い勝手に優れています。中古車の流通量も多く、低予算での購入も可能です。
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③ダイハツ「ムーヴキャンバス」
・新車時価格:146万円~
・中古車相場:29.8万円~212万円
・サイズ:全長3395mm×全幅1475mm×全高1655mm
・燃費性能:20.9km/L(WLTC)
スクールバスを思わせるデザインのムーブヴキャンバス。現行モデルの2代目は、特に丸目のヘッドライトを強調したデザインになっています。愛らしい2トーンカラーの組み合わせだけでなく、単色でシックに仕上げた「セオリー」も存在します。
今回ご紹介する車種の中では唯一のスライドドア搭載車であり、N-BOXやスペーシアほどの高さはないものの、使い勝手も抜群です。デザイン重視の場合は、好みで初代を選んでも良いでしょう。
【関連記事】モデルチェンジでデザインの幅が拡大!ムーヴキャンバス新旧比較
④ダイハツ「ミラトコット」
- 生産終了年:2023年12月
- 中古車相場:53万円~101.2万円
- サイズ:全長3395mm×全幅1475mm×全高1530mm
- 燃費性能:22.6km/L(WLTC)
ダイハツで人気だったミラココアの実質的な後継車として2018年に登場したミラトコット。リアも含めて角張ったボディに小さめの丸目、くすみ系を多く揃えたボディカラーなどレトロさがあふれる車です。
車両価格の安い車種だったため、中古でも高年式で安価なモデルが多く販売されています。安全性やシートヒーターなどの便利装備を考えると、最上位グレード「G SAⅢ」の購入がおすすめです。
⑤ダイハツ「キャスト」
- 生産終了年:2023年6月
- 中古車相場:18.8万円~145万円
- サイズ:全長3395mm×全幅1475mm×全高1600mm
- 燃費性能:21.0km/(WLTC)
キャストには3種類のバリエーションがありましたが、今回お勧めするのは上質な都会スタイルを追究した「キャストスタイル」です。大きめの丸いヘッドライトに存在感あるメッシュグリルが、MINIを想起させます。
ボディカラーも赤や緑などのクラシカルな2トーンカラーが揃っています。100万円弱で手に入るモデルも多く、2023年まで販売されていたので高年式モデルもまだ豊富です。
レトロでかわいいSUV/コンパクト
ここではレトロな印象を持つ3車種のSUV/コンパクトカーをご紹介します。
⑥スズキ「クロスビー」
- 新車時価格:194万円~
- 中古車相場:58万円~309.8万円
- サイズ:全長3760mm×全幅1670mm×全高1705mm
- 燃費性能:18.2km/L(WLTC)
ハスラーの大ヒットからヒントを得て開発されたクロスビー。大きな丸目と四角っぽいボディがレトロ感を演出しています。ハスラーに比べてシックなボディカラーが多いのも、レトロ感を味わえる一つの理由です。
クロスビーは普通車だからこそ5人乗りが可能で、全幅も軽自動車より余裕があります。それでいて全長3800mm弱のコンパクトなサイズのため、運転もしやすいです。
⑦ミツオカ「ビュートストーリー」
※画像は生産を終了したビュート(2022年式)
- 新車時価格:322万円~
- 中古車相場:438.2万円
- サイズ:全長4090mm×全幅1695mm×全高1495mm
- 燃費性能:未発表
「ミツオカ」は他の国産車メーカーに比べると知名度が低いですが、多数の個性的な車種を販売しています。年間約500台ほどしか生産しておらず、一台ずつ職人が手作業で製造を手掛けているメーカーです。
なかでも人気だったのが、英国車風のビュート。2022年に生産を終了しましたが、2023年に後継モデルのビュートストーリーが発売されました。旧車っぽさは抜群で、かつ安全性や先進性を備えています。
⑧日産「マーチ」
- 生産終了年:2022年8月
- 中古車相場:5万円~237.7万円
- サイズ:全長3825mm×全幅1665mm×全高1515mm
- 燃費性能:18.6km/L(WLTC)
愛らしいコンパクトカーとして人気があった日産マーチ。なかでも「ボレロ」と呼ばれるモデルは銀色で大きめのフロントグリルが装備されており、やや縦長ながらも丸くて大きなヘッドライトとマッチしています。
マーチ自体は2022年に生産を終了していますが、ボレロは2018年に生産終了。中古車市場でも数が少なく、現在流通しているのは主に10年落ち前後の車両です。ただし、その分だけ車両価格は安く、支払総額50~80万円程度でも購入できます。
2024年1月、日産自動車はカクカクしたボディで人気を博したキューブのカスタマイズ認定中古車「CUBE Retro Renovation」の発売を発表。内外装部品を交換するとともに、カスタマイズを施してレトロなデザインのキューブを販売しています。
レトロでかわいい外車
外車では、国産車以上にレトロでかわいいコンパクトカーが多いです。ここでは日本でも使いやすいサイズ感の4車種をご紹介します。
⑨ミニ「MINI」
- 新車時価格:396万円~
- 中古車相場:9.9万円~1200万円
- サイズ:全長3875mm×全幅1745mm×全高1455mm
- 燃費性能:未発表
※中古車相場のみMINI全体の数値。他は「THE NEW MINI COOPER(3ドア)」の場合
レトロでかわいい外車として外せないのがMINI。3ドアや5ドアのハッチバックタイプからSUV、オープンカーなど多くのラインナップを揃えていますが、どのモデルを選んでもクラシカルな英国車デザインを楽しめます。
ミニの乗り味は「ゴーカートフィーリング」といわれ、ハンドリングのキレなどを楽しめます。デザインに加えて走りも楽しめる車です。
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⑩フィアット「500」
- 新車時価格:259万円~
- 中古車相場:14万円~310万円
- サイズ:全長3570mm×全幅1625mm×全高1515mm
- 燃費性能:18.0km/L(WLTC)
イタリア車らしい、爽やかでユニークなデザインの500(チンクエチェント)。ルパン三世にも登場することから、実は知名度の高い車です。愛らしくもおもちゃのような雰囲気が、ちょっとしたレトロっぽさを醸し出しています。
フィアットも500をベースにSUVモデルなどがあります。どれもぱっと見の雰囲気は大きく変わりません。
⑪ルノー「トゥインゴ」
- 新車時価格:289万円~
- 中古車相場:17.8万円~257万円
- サイズ:全長3645mm×全幅1650mm×全高1545mm
- 燃費性能:17.4km/L(WLTC)
フィアット500と同じように丸っこい愛らしさがありながら、フランス車の上品さを備えたトゥインゴ。内装もシンプルで無駄のないデザインです。乗車定員は4人ですが、サイズは日本のコンパクトカーと同等で運転しやすいです。
ルノーのもう一つの魅力は、デザイン性が高いわりに車両価格が安いこと。特に、中古では2020年式前後のモデルが150万円ほどと外車とは思えない価格で手に入ります。
⑫フォルクスワーゲン「ザ・ビートル」
- 販売終了年:2019年
- 中古車相場:22.9万円~415万円
- サイズ:全長4285mm×全幅1815mm×全高1495mm
- 燃費性能:17.6km/L(JC08)
そのデザイン性の高さから世界中で人気を博したザ・ビートル。フェンダー(タイヤの泥除け部分)の盛り上がりなどが特徴的で、レトロな雰囲気を醸し出しています。
年数が経っても古臭さを感じさせないデザインで、個性も抜群。生産終了から年数が経過し、中古車市場でも流通量が減ってきていますが、未だに人気の高い車種です。
中古なら珍しい車種も手に入る
ここまでレトロでかわいいデザインの車をご紹介してきました。今回紹介しなかった車種でも、まだまだユニークなデザインやレトロな車種はあります。特に中古では、低価格ながらも珍しいデザインの車種があるので、希望予算に合わせて探してみましょう。
ムーヴキャンバスのカタログ情報
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- 現行モデル
- 令和4年7月(2022年7月)〜現在
- 新車時価格
- 146.3万円〜192.0万円
ムーヴキャンバスの在庫が現在234件あります
以下車両の保証内容詳細は画像をクリックした遷移先をご確認ください。