- この記事の目次 CONTENTS
- オマケではなく独立モデルになった2シリーズ
- スポーツクーペであることを主張するエクステリア
- 厳選された2種類のエンジン
- FRらしい軽快なハンドリング
- 基本を押さえた安全システム
- 2シリーズクーペ/カブリオレの価格・グレード情報
オマケではなく独立モデルになった2シリーズ
BMWの最小モデルである1シリーズに、かつて存在した1シリーズクーペの後継モデルとして誕生したのが、2シリーズクーペ/カブリオレである。BMWにおいて1,3,5などの奇数モデルが主幹モデルで、2,4,6などの偶数モデルがその派生モデルという位置づけ。全長4,440mm全幅1,775mm全高1,420mmで、欧州の規格ではCセグメントに分類される。
オーソドックスな3ボックススタイル
日本では2014年2月から販売を開始。2016年には新型エンジンへと変更され、現在のラインナップは、2.0L直列4気筒ターボの「220i」と、3.0L直列6気筒ターボを搭載する「M240i」の2グレードとなっている。
駆動方式はBMW伝統のFR(後輪駆動)、5ドアハッチバックの1シリーズに対して、典型的な3ボックススタイルを採用し、ボディタイプはクーペとカブリオレの2種類となっている
スポーツクーペであることを主張するエクステリア
1シリーズが最小クラスのセダン(ハッチバック)ならば、2シリーズクーペは最小スポーツクーペ。ホイールベースは2,690mmと共通だが、1シリーズに比べて全長は100mm長く10mm幅広、そして全高は20mm低い。諸元表で確認できる数値以上に、実際の見た目はワイド&ローのスポーツクーペらしいスタイリングである。
1シリーズのスタイリングと比較すると、フロントバンパーに開けられた大型のエアスクープなどは似ている部分もある。しかし、鋭角にデザインされたヘッドライトや、クローム処理されたキドニーフレームがよりスポーティな印象を効果的に与え、2シリーズが真のスポーツクーペであることを主張している。
適度なタイト感が気持ちいいインテリア
基本的なインテリアデザインは、他のシリーズと共通で、機能性とBMWらしい個性が融合した空間になっている。当然のことだが、ボディが小さい分、3シリーズや5シリーズなどと比べて、お世辞にも広いとは言えない。だがその狭さが、いかにもスポーツカーらしい適度な「囲われ感」を演出し、否が応でもドライバーをその気にさせてくれる。
厳選された2種類のエンジン
1.5Lのダウンサイジングターボやディーゼルなど、多彩なエンジンラインナップを揃えるBMWにおいて、2シリーズには、2.0リッター4気筒ターボと3.0リッター6気筒ターボの2種類のエンジンのみとなっている。
今後の展開によっては欧州モデルに採用されている3気筒の1.5リッターや、ディーゼルエンジンの投入もあり得る。しかし、日本のマーケットにおいて、小気味よく駆け抜けるキャラクターの2シリーズには、現状2種類のエンジンでも十分だろう。
走りの気持ち良さを支えトランスミッション
気持ち良く吹け上がるエンジンもさることながら、ZF社製の8速スポーツATのデキは賞賛に値する。肩の力を抜いてのんびりとクルージングする際には、変速ショックが無く、滑らかでジェントルな印象。ひとたびアクセルを踏み込めば、眠っていた本能が目を覚ますように、プロドライバーでも嫉妬するような早さで的確な段数を選択してくれる。
FRらしい軽快なハンドリング
Cセグメントにカテゴライズされる2シリーズクーペは、日本のワインディングなどで走るにはちょうど良いサイズ感。サイズアップしてしまった3シリーズに代わり、昔ながらのBMWスポーツを味わうことができる。また、BMWの中では短めな2,690mmのホイールベースと、セグメント唯一のFRという点で、ライバルとは明らかに違うハンドリングだ。
ボディ剛性の高さがポイント
先述したように、2シリーズクーペは、その適度なサイズ感も手伝って、まるで自分の手足のような一体感を感じることができる。その感覚を得られる秘密は、50:50の重量配分もさることながら、BMWらしいボディ剛性の高さにある。ボディ剛性が高いからこそサスペンションの動きがスムーズになり、コンフォートな乗り心地と軽快な身のこなしを高次元で両立している。
基本を押さえた安全システム
2シリーズクーペに装備される安全支援システムは、バンパーに設置されたセンサーと、フロントガラス上部にあるカメラによって、前方の車両だけでなく歩行者も検知。衝突回避と被害軽減をサポートする自動ブレーキや車線逸脱警告など、基本を押さえた充実の内容。安全をしっかりサポートすることで、さらに走りを楽しむことができる。
利便性を高める工夫
コンパクトな3ボックスボディゆえ、ラゲッジスペースの容量はある程度妥協しなければならないポイントだ。しかし、荷物固定用フックやラゲージ・ルーム・ネットなどの、狭めなラゲッジを効率よく使うための工夫が見て取れる。さらに、リヤシートは可倒式であるため、大人2人の利用であれば十分な実用的と言っても良いだろう。
2シリーズクーペ/カブリオレの価格・グレード情報
・220iクーペ Sport 478万円
・220iクーペ MSport 502万円
・220iカブリオレ Sport 550万円
・220iカブリオレ Luxury 569万円
・220iカブリオレ MSport 591万円
・M240iクーペ 6速MT 631万円
・M240iクーペ 8速スポーツAT 645万円
2シリーズが販売され始めて3年以上が経過し、ちょうど初回車検を終えた車両が市場に出回る時期になった。2シリーズはBMWの入門モデルと言っても、同サイズの国産車と比べると若干割高である。そこで、中古車として出回り始める3年目以降が、お得に手に入れる絶好のチャンス。もちろん、最新モデルにしかない魅力もあるため、新車と中古車両方の見積を取り、慎重に検討していただきたい。
2シリーズのカタログ情報
- 現行モデル
- 令和4年3月(2022年3月)〜現在
- 新車時価格
- 447.0万円〜819.7万円
2シリーズの在庫が現在54件あります
以下車両の保証内容詳細は画像をクリックした遷移先をご確認ください。