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今月のふせん絵 第15回 トヨタ コロナ マークII
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◆ワンランク上のお父さんカーの象徴はコロナから派生
現在はマークXという車名に発展したが、かつてはクラウン、コロナ、カローラとともにトヨタを代表するセダンだったマークII。そのはじまりは1968年、コロナの上位車種として登場した「コロナ マークII」だった。排気量は1.6リットルと1.9リットルでコロナとは差別化。外観もまったく異なるものとされた。上級ファミリーカーとしてだけではなく、日産のローレルなどと並び、クラウンやセドリックなどの下のクラスを担う「ハイオーナーカー」という性格も与えられていた。
ボディバリエーションには、4ドアセダンと2ドアハードトップが存在した。1969年にはDOHCエンジンを積んだGSSも追加され、スポーティさもアピールした。1972年に2代目となった際に、コロナのネーミングが外れて「トヨタ マークII」となっている。
【イラスト/文 遠藤イヅル】
フリーのカーイラストレーター/ライター。東京都出身。自動車雑誌、WEBサイトにクルマをテーマにしたイラストや記事を多数提供。世界各国の生活感があるクルマを好み、20年間で18台のクルマを乗り継ぐ。クレイジーなほど深くて混沌としたクルマ知識を持つ元自動車系デザイナー。自身のクルマ体験をもと、独創的な視点で切り込むイラストやインプレッション記事は、他にないユニークなテイストとして定評がある。2015年7月現在の愛車はプジョー309SI。最新の掲載誌は遠藤イヅルのfacebookで確認!
マークIIのカタログ情報
- 平成12年10月(2000年10月)〜平成16年11月(2004年11月)
- 新車時価格
- 235.0万円〜402.0万円
マークIIの在庫が現在1件あります
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