「全うなクルマ」に乗る幸せ
「クルマが欲しい!」でも、アナタは本当にその選択でいいのですか? もっと考えなければあるのではないですか? そう、例えばこんなのはどうでしょう。「熱いクルマに乗る」よりも「そこにあるクルマについて熱く語る」こととか。
というワケで今週は、今時の「実に全うなクルマ」ばかり集めてみましたが・・・何か?
※下記9台は全て11月14日現在のガリバー特選中古車在庫で、既に販売が終了している場合があることをご了承ください・・・
日産 キューブ 15M プレミアムインテリア(H18年式) 103万8450円
フランス車への憧れで意識する要素に「”ブレッドアンドバター”感」があります。朝が来れば当然に食べる毎日のトーストのようなクルマ、という意味です。彼らは色だって気にします。シートの風合いも「ちょっといい」とテンションがあがります。技術の云々ではなく。「今日も日産」なキューブ、いかがでしょうか。
マツダ MPV 23T(H18年式) 205万8000円
筆者私見で恐縮ですが、初代MPVで坂出にうどんを食べに行った思い出が印象深いです。間もなく高速道路の通行料が大幅に安くなる見込み。皆さんも備えてください、讃岐うどん弾丸トラベル!讃岐に着く前からZoom!Zoom!着いたら咽ごしZoom!Zoom!
スズキ エブリィ ワゴン PZターボ スペシャル(H18年式) 125万8950円
今週は、釣りをなさる方へご紹介したい特別な軽1BOXワゴン「エブリィ」が入りました。珍しい簡易キャンピングキットを備えた車両です。川面に海辺に、後ろ向きに駐車してください。テールゲートを開けていただければ、あとは竿を垂れるだけでございます。いつでも釣りがしたい方に”太公望エクスプレス(懐中)”是非!
MG ローバー MG ZT(H18年式) 208万4250円
これしかない!です。当時の親会社BMW製のV6エンジン+FFの英国車です!!(当時のBMWはどこへ行こうとしていたのでしょうか?)こんな謎めいた出自こそ英国車に相応しい。ローバー75に対して「グランツーリスモ」「アスリート」では片付かないエンスーゴコロを大いに刺激するBIGセダン。ガリバーの保証つきでご紹介します。
フォードEU モンデオ ST220(H17年式) 332万3250円
欠点がないことはクルマにとって最大の欠点なのです。ゆえにガイシャとしても、中型セダンとしてもこの国になかなか根ざさないモンデオ。自動車の「商品力」と「製品力」という深遠なテーマを常に提起してくれているようです。しかし、こんなクルマがあるのです。「ベースをまじめに作ったから、四の五の言う前に先ずは乗ってみて」というクルマ。自動車考学への警鐘です。
日産 プレジデント ソブリン(H16年式) 359万1000円
本来はショーファードリブンで使う需要向けに作られたクルマです。こういう需要ありきの大型セダンは、アジア車固有のカテゴリーではないでしょうか。西洋にはローマ法王が乗るための一点ものでしか存在しないように感じます。ただ、中身はシーマです。でも和風な感じ(ベニハナ・トーキョー的である感じは否めない)にはなってます。珍しいサンルーフつきでさらりとどうぞ。
ジャガー XJ ソブリン 3.2-V8(H14年式) 207万3750円
あ、こっちもソブリンですね。(1)面構えがジャガーです(2)サイドビューの薄さが美貌の秘訣です(3)後姿、微妙に絞られていることが重要です。ジャガー自体がこのジャガーの美しさ三段活用を判っていない節があります(タタのせいにしてはいけません!)。この車両の極め付けが、リージェンシーレッドの外装とミルクティーの内装色でしょう。
トヨタ マークII グランデ iR-S(H13年式) 104万4750円
この渋さ、好感が持てます。だって、グランデGでもiR-Vでもなく「iR-S」なのです。そしてパールではなくシルバー。若々しいデザインのホイールとグリルとリヤスポイラー。正しい国産中古セダンのお手本みたいだな、と思います。これこそ佐藤 浩市 課長に似合う1台。内装は黒でも、十分にアクセントになっている赤みがかったウッド調パネル。好感が持てます!!
トヨタ サクシード ワゴン TX Gパッケージ(H14年式) 87万1500円
今週の金運アップ必至車両です。是非西側に駐車してください!! アメリカでは、黄色の車が一番自動車保険が安いんだそうです。なぜかって、安全だからです。目立つからです。このクルマに関しては、目立つだけではない。それだけにとどまらないクラストップの実用性。これしかない!!
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職業:自動車情報サイト「CORISM」編集部
今ネットで最も注目される(自称)新進気鋭の自動車メディアサイト『CORISM』編集部。07年より日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員にも任命されるなど、着々とメディアとしてのパワーを拡大しつつあるのは確かだ。
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