メンテナンスメモ6 警告灯の電気はどこからくるの? クルマの警告灯がついたら、ビックリしますよね。今日はそんな警告灯・センサー類の中でも、空気圧警告灯についてお話ししましょう。

空気圧警告灯のセンサーはタイヤの中の圧力センサーやABSを使って異常を知らせます。センサーというくらいなので、電気信号を発して正常か異常かを知らせてくれるのですが、さて電気はどこからやってくるのでしょうか??

日本車をはじめ多くの車種は、ABSの回路などから電源を取っているのですが、輸入車の中でもいくつかのスーパーカーはこのセンサーへの電源供給は「電池」だったりします。先日、整備をしてもらったときに「あぁ、この型は異常検知していて、電池切れが原因であればセンサー4本とも交換ですね。1本5万円。」と。ぐぬぬぬ。

スーパーカーは速度マネジメントが一般的車種とは違うので、この手のセンサー類は同じようなものを使えないということもあるのでしょうね。いいお勉強をさせていただきました。

空気圧警告灯の機能がついていないクルマでも、タイヤの空気圧は定められている量を入れておきましょう。クルマが唯一地面に触れている場所です。しかし、かっこいいホイールにこだわリ過ぎて、低扁平率タイヤで空気圧が足りないとバーストします。
安全も楽しみも、第一歩はタイヤからですよ。

<最近、イタリア車に触れることの多いむーさん>