日産 新型 マーチ(写真は欧州仕様「マイクラ」) エクステリア

タイを皮切りにインド・中国・メキシコで生産

タイ日産の新型「マーチ」オフライン式典に出席する日産自動車 志賀 俊之 COO(左)とタイ Trirong Suwanakiri 副首相(右)

 タイ日産自動車は3月12日、先日ジュネーブで発表されたコンパクトカー、新型「マーチ」(欧州名「マイクラ」)のオフライン式を実施した。新型マーチは同社タイ工場に加え、今後インド・中国・メキシコで生産され、世界160の国と地域で発売される予定だ。この新型マーチ、タイでは既に3月13日より予約注文受付を開始。バンコク国際モーターショー2010が開幕する3月26日より、世界に先駆けて発売をスタートする。現地での価格は37万5千タイバーツ(約103万円)〜53万7千タイバーツ(約147万円)[※1バーツ2.74円で計算]。2010年度は国内で20,000台の販売を目指す。なお新型マーチは、タイにおいて同国のエコカー政策に適合した初めてのクルマとなる。
 従来、日本と欧州の工場で生産されていたマーチだが、既に欧州向けモデルについてはインドの新工場で生産されることが明らかにされているほか、日本仕様についてもタイ製の車両が輸入される見込みだ。

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