東京モーターショー2009のタイヤメーカーブースではエコタイヤやスタッドレスタイヤ、そして自慢の新技術まで注目のアイテムを多数出展!
ブリヂストン
ブリヂストン ブースでは、転がり抵抗を従来よりも低減した省燃費タイヤ「エコピア」シリーズを始め、トラック用リトレッドパッケージプラン、そして最新スタッドレスタイヤ「ブリザック レボGZ」などの環境技術を中心とした展示が行なわれた。また現行のランフラットタイヤに比べて、大幅に軽量化した新世代ランフラットタイヤも参考出品。これはバネ下重量による乗り心地の改善だけでなく、省燃費にも貢献する環境技術ともいえるもの。
もちろんこうしたエコタイヤだけでなく、ポテンザなどのスポーツタイヤ、そして今回の東京モーターショー2009の各自動車メーカーのブースに出展されているコンセプトカー用のタイヤなども展示。屋外スペースでは省燃費タイヤ「エコピア EP100」の転がり抵抗低減を目で見て体感できるイベントや、わざとパンク状態にしたランフラットタイヤの体験デモンストレーションも行なわれていた。
現行型ランフラットタイヤと新世代ランフラットタイヤの重量比較や、エコにも貢献するトラック用タイヤのリトレッド技術、そして東京モーターショー2009に出展されている各自動車メーカーのコンセプトカー用タイヤの展示などが行なわれていた。
CORISM達人こもだきよし氏とブリザック レボGZのCMソングを歌うレミオロメンのメンバー
今年発売された最新乗用車用スタッドレスタイヤ「ブリザック レボGZ」の特徴などを紹介するトークショーが、一般公開前のプレスデーに開催された。新開発のレボ発泡ゴムGZや左右非対称トレッドによる氷上性能やドライでのハンドリングや燃費の良さなど、数々の特徴がCORISM達人のこもだきよしさんにより紹介された。さらにCMソングを歌うレミオロメンを交えてのトークライブも開催。山梨県出身のレミオロメンのメンバーによる雪道でのスタッドレスタイヤ体験なども語られた。このトークライブの模様はブリヂストンブースのモニターで流される他、ブリヂストンのHP「BLIZZAK WEB」でも見ることができる。
ヨコハマ
今回の東京モーターショー2009のヨコハマブースは、ブース全体を「エコタイヤ研究所」と称して、様々な実験装置や実演ショーにより、転がり抵抗の低減などによる省燃費技術を実際に体験できる展示がされているのが特徴だ。また、いくら転がり抵抗の少ないエコタイヤでも、空気圧が適正でなければ実力を発揮できない。そこで、空気漏れを抑制する新インナーライナー「エアテックス アドバンスド ライナー」を出展するなど、他メーカーにはない取り組みも印象的だ。
ブース内にエコタイヤ「DNA」シリーズや最新のコンフォートタイヤ「アドバン dB」などを展示。「エアテックス アドバンスド ライナー」の空気漏れ比較装置の展示物や、空気圧や転がり抵抗に関する実演ショーも開催。大人だけでなく子供達にも楽しく分かりやすくヨコハマ独自の省燃費技術をアピールしていた。
オレンジオイルを配合し転がり抵抗の低減とグリップ性能を両立させたのエコタイヤ「アース1」や、タイヤの空気漏れを抑制する次世代エコタイヤ技術「エアテックス アドバンスド ライナー」など、ヨコハマ独自の環境関連技術を多数出展。実際に体験できる実験装置や実演ショーで、分かりやすくアピールしていたのが印象的だった。
ダンロップ
ダンロップのブースでは環境と安全、そして快適への取り組みを紹介し、先進的な独自の技術をアピール。メインの「エナセーブ ゾーン」では、石油外天然資源使用比率97%のエコタイヤ「エナセーブ 97」やミニバン用低燃費タイヤ「エナセーブ RV503」そして乗用車用エコタイヤ「エナセーブ EC202」を展示。さらにユーザー参加型の植樹推進活動「チーム エナセーブ」などの取り組みも紹介され、高い環境技術をアピールしていた。
さらにダンロップの最新技術を体感できる展示物や、ダンロップ100年の歴史を紹介する「ヒストリーゾーン」では復刻タイヤと現行タイヤのラインアップを紹介、展示するなどの趣向も印象的だった。
ダンロップ独自のプレミアムタイヤ用消音技術である特殊吸音スポンジの有無による音の違いや、最新のエコタイヤであるエナセーブEC202の転がり抵抗比較装置などを出品。さらに第4世代のランフラットタイヤなども参考出品された。
グッドイヤー
グッドイヤーのブースには、最新の市販エコタイヤやスポーツタイヤのラインアップが展示されていた。なかでも注目なのは最新のプレミアムスポーツタイヤである「得イーグル F1アシメトリック」や定番スポーツタイヤ「イーグル レブスペックRS-02」など。さらにライバルメーカーにも引けを取らない省燃費性能が自慢の最新エコタイヤ「エフィシエントグリップ」やエコと快適性をハイレベルでバランスさせた「イーグル LS3000ハイブリッド」や「イーグル LS2000ハイブリッドII」などといったタイヤも出品されていた。
スポーツタイヤの代表格であるイーグル レブスペックRS-02やエコタイヤのイーグル LS200ハイブリッドIIなど、様々な市販タイヤを出品。
ピレリ
多くの海外タイヤメーカーがブースの出展を中止するなか、WRCなどのモータースポーツでも名を知られるイタリアのピレリは今回の東京モーターショーにもやってきた。優れた省燃費性能や耐摩耗性、そして快適性などが特徴の「チンチュラートP6」や「チンチュラートP4」を始め、スポーツタイヤのフラッグシップである「P-ZERO」シリーズ、そしてインチアップ&ドレスアップ用タイヤとして最適な「ドラゴン」などの市販タイヤを多数出品。さらにWRCマシン用のラリータイヤなども出展し、技術力の高さをアピールしていた。
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