マツダ 清(きよら) 走り

次世代直噴ガソリンエンジン SKY-G

次世代直噴ガソリンエンジン SKY-G

 次世代直噴ガソリンエンジンがスカイG。エンジン本体はもちろん新設計とし、直噴システムならではの噴霧形成の自由度を活用している。現状のガソリンエンジンに残された課題を徹底的に洗い出した結果、燃焼効率や機械損失などを改善して燃費性能と出力性能を大幅に高めているのが特徴だ。
 さらに次世代直噴インジェクターや高機能吸排気可変バルブタイミングシステムなどの技術も採用して、現行2リッターエンジン比で燃費・出力(トルク)を約15%改善。また効率関してはディーゼルエンジン並みを実現しているのだが、これは実際に始動させてのテスト結果とのこと。アクセラクラスの車両で、燃費は現行のデミオ並みの低燃費を実現できるともいうが、かなり近い時期に登場してくる可能性は高い。

次世代環境対応ディーゼルエンジン SKY-D

次世代環境対応ディーゼルエンジン SKY-D

 スカイDは、低燃費・高出力と低エミッションを両立させた次世代のディーゼルエンジンとなる。エンジン本体を新設計とすることで、ガソリンエンジン並みに内部抵抗を低減。またシリンダー内の圧力や温度、燃焼室形状、燃料噴射率を最適化することで、熱効率を最大限引き出す。加えて、直噴ピエゾインジェクターや2ステージターボチャージャーなどを採用して、現行型の2.2リッターエンジン比で燃費を約20%改善。アテンザクラスの車両に搭載した場合で、現行デミオ並みの低燃費を実現するとのこと。

次世代オートマチックトランスミッション SKY-Drive

次世代オートマチックトランスミッション SKY-Drive

 従来型に比べて、燃費性能に磨きをかけるだけでなく、ダイレクト感を大幅に向上させた次世代のオートマチックトランスミッションがこのスカイドライブだ。本体を新設計しすることで、内部での抵抗を大幅に低減。またトルクコンバーターやクラッチの滑りを最小限にし、ロックアップ領域を最大化することで約5%の燃費を改善。さらに、作動油量・油圧制御の最適化を行なうことで、デュアルクラッチトランスミッション以上のダイレクト感を実現している。

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