新ジャンルのクロスオーバーが伝統のブランドから登場！
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既に欧米などで「インフィニティEX」名で売られている新ジャンルのプレミアムクロスオーバーカーが、伝統の「スカイライン」ブランドを引っさげて日本にもやってきた！ その名は「スカイラインクロスオーバー」。横浜への本社移転を8月に控え、コレが最後となる東京・東銀座の日産本社での報道向け発表会の模様をお届けする。
スカイライン クロスオーバーのベースとなった「インフィニティ EX」が北米でデビューして1年余り。日産自動車の志賀俊之COO(最高執行責任者)は記者発表の席で、北米市場において月800〜1000台と小規模ではあるが、着実に売れ行きを伸ばしていると説明する。そして、いよいよ日本へ導入される「スカイライン クロスオーバー」。日本仕様では、新世代のアラウンドビューモニターや、LDP(車線逸脱防止支援システム)、LDW(車線逸脱警報)、FCW(前方車両接近警報)といった最新の安全技術を投入してきた点が特長だ。
「地を捉え、宙を駆ける」スタイリング
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続いて登場したスカイライン クロスオーバー開発責任者の大澤 辰夫氏は、SUVとクーペの良いとこ取りをした斬新なフォルムを、「地を捉え、宙を駆ける」イメージでデザインしたと説明する。またスカイライン名を名乗るに相応しい優れたハンドリング、そして快適な乗り心地を両立させ、プレミアムカーに相応しい出来になったと胸を張った。
ただし、搭載されるパワートレインは「VQ37VHR」型 3.7リッターVVELエンジン1機種のみ。販売価格も370GTの420.0万円から370GT FOUR タイプPの499.8万円までと高価。廉価な2.5リッター搭載車などは用意されない。会場の日産関係者に聞くと、今のところそういったモデルの追加の予定もないという。そのためか月販目標台数は200台と控えめに掲げられる。スタイリッシュで質感の高い内外装や高度な走りなどで、スカイラインブランドに新たな世界観を与えるパワーが感じられるニューモデルだけに、筆者の目には、もっと売れても良いパワーをスカイライン クロスオーバーに感じた。それだけに、300万円台の普及版投入もアリではないかと思うのだが・・・。
またそういった廉価版以外にも、例えば、2010年に投入されるリチウムイオンバッテリー搭載のFRハイブリッドモデル(ウワサでは「フーガ」の次期モデルに投入されるという)をスカイライン クロスオーバーにも追加するというのはどうだろう。最大のライバル「レクサスRX450h」(ハイブリッドモデル)に一泡吹かせることが出来るかもしれない！・・・などと、あれこれ想いを巡らせてしまったのだった。ぜひ、今後の更なる展開にも期待したいところだ。
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本社移転前に5月末で閉鎖した日産本社ギャラリーが1日限りの復活を遂げた！
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( Photo＆レポート：CORISM編集部 徳田 透 )
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スカイラインのカタログ情報
- 現行モデル
- 平成26年2月（2014年2月）〜現在
- 新車時価格
- 307.6万円〜948.0万円
スカイラインの在庫が現在26件あります
以下車両の保証内容詳細は画像をクリックした遷移先をご確認ください。
