マツダ 新開発「廃車バンパーリサイクル自動化技術"バンパーtoバンパー"」のプロセス説明図

他メーカー品同時処理や金属除去の自動化を実現

 マツダは、廃棄処分された使用済み自動車用バンパーを新車用バンパーの樹脂材料としてリサイクルする工程技術"バンパーtoバンパー"を世界で初めて開発した。これにより従来難しかった他メーカー車の廃棄バンパー同時処理や、金属類等の除去の自動化が実現する。これまで金属類などの異物については、バンパー粉砕前に目視と手作業によって処理されていたが、穀物用石抜き機を活用し金属類を確実に除去出来る技術を株式会社サタケと共同で確立した。