【サルでもわかるクルマ磨き!】にいつもアクセス頂きありがとうございます。当コーナーではクルマ磨きの基本から始まり、細部に渡るケア方法、そして「コダワリ・カルナバワックスインプレッション」と銘打ち、国内はもとより海外の名品に至るまでテストを敢行し、皆様にクルマ磨きの楽しさとカルナバワックスの素晴らしさをお伝えしてまいりました。その情報量は他を圧倒するものであると自負しております。
そんな当コーナーですが、達人としての役割を十分果たしたと判断し、ここで一旦終了する事になりました。そこで、ボクが試しに試したワックスの中から“ベストチョイスワックス”をセレクトし効果別に一挙発表!もちろんクルマ、人、環境に優しいカルナバワックスオンリー!です。
ちなみに上記の写真は、書斎の片隅にある厳選カルナバワックスコレクションで500円から30万円のモノまでストックしてあります。合計しますとおそらく小型車が一台購入できる?位はあると思いますね。常日頃これらカルナバワックスを使い分け、研究に余念がありません。ハイ。
コストパフォーマンス部門『ニューウィルソン』
「ニューウィルソン」の実勢価格はナント600円。企業努力で値上げを極力押させているのだそうです。このワックスが登場したのは昭和35年のこと。発売当初から頑なに原料、パッケージを変えることなく生産され続け、もうすぐ50年!まさにワックス界の重鎮ですね。主原料はブラジル産カルナバ。ネットリとオイリーな艶はハイヤー業界ではコレしかない!といわれるほど。なぜ黒塗りのハイヤーがあんなにテカテカなのかこのワックスを塗れば納得しますよ。
耐久&撥水性部門『ポリマックス』
「ポリマックス」は名前からして今流行のコーティング剤と思われがちですが、主成分はブラジル産プライムイエローカルナバ。そのカルナバを塗装面にガッチリ結合するために3次元結合ポリマーを配合。
これまでに数々のカルナバワックスをテストしましたが、圧倒的な耐久性、接触角度の高い撥水性を体験。特に驚いたのは、一時間に60ミリもの降雨が記録された台風の後でも施工直後と変わらない撥水性が持続。カルナバワックスにもコーティング剤以上の耐久性があったらなあ・・・という方にオススメです!
艶・光沢部門『SWISSVAX』
「SWISSVAX」はオールハンドメイドワックス。創業時より職人の手によって厳選された原料のみブレンド。一切の化学薬品を含有せず、パッケージ中30%〜76%という高濃度のカルナバ&植物性オイルで構成。何かとアメリカの「ザイモール」と比較されますが、こちらはヨーロピアン。パッケージもブルガリの化粧品を連想させるオシャレなものです。
艶はあくまで塗装本来の色合いを引き出すものであり、ギラギラといった派手な発色ではありません。コンクールでの使用が多い「SWISSVAX」は、あくまでオリジナルペイントの色合いにコダワリます。
作業らくちん部門『スーパーワックス』
「スーパーワックス」はガソリンスタンドやカーディーラーにてプロ仕上げメニューとして使用されていたものを一般商品化。販売元のある東北地方では、実に8割以上のカーディーラーが純正採用しているという名品なのです。
作業は超楽チン!バケツにキャップ一杯の「スーパーワックス」と100ccの水を注ぎ、ネル地を浸して固く絞り、塗装面を軽ーく拭くだけ。塗装はもちろん樹脂や内装など細かい部位にも使用できます。原料はブラジル産カルナバ一号を高濃度で含有。拍子抜けするほど楽チン作業でアノ有名ワックスを凌ぐ深い艶が味わえます。
■スーパーワックスお問い合わせ先
アドバンスプラン
superwax@mx1.alpha-web.ne.jp
�:022(291)3088 お客様ダイアル
ユニーク部門『スマートワックス』
日本上陸を果たしたばかりの「スマートワックス」。細かいキズや水垢を除去し深い艶を出す「スマートワックス」とその艶を保護する「スマートシーラント」。下地処理&艶出し、そして保護をそれぞれ分けることで最大の効果を発揮するスニークな製品です。
原料には化学薬品を含有せず、カルナバ一号を基本に天然植物成分を使用してします。ポンプ式の容器にはガスを充填せず、真空式を採用。環境にも優しい製品といえます。
★達人注目のピックアップアイテム★
「ザイモール」といえば、高級カルナバワックスの代名詞。トップレンジはワックスの常識を打ち破る115万円!というプライスを掲げるものまで存在します。
艶、光沢は世界のコンテストで最も常用され“賞取りワックス”の異名を持つほどですが、扱いが難しい点もあり塗布、拭き取りともにやや気を使います。
しかしこの『クリーナーワックス』は液体で誰でも気軽に使えるザイモール。しかも塗装の下地処理も不要。これ一本で塗装面の平坦化から、カルナバ仕上げまでOK。もちろん、伝統製法の純天然植物成分100%です。
「ワックス掛けは時間が掛かる」「ワックスのニオイが苦手」「手荒れが心配」・・・カーワックスに対してこんな意識が多い女性ドライバー。そんな女性ドライバーの要望に応えて開発された『ビューティーカーワックス』。
固形とチューブタイプがセレクトできますが、パッケージデザインは女性がためらう事なく手に取れるように化粧品をイメージ。いずれも面倒な拭き取り作業は不要。石油系溶剤を使用せず香水のような香りでニオイも気になりません。またお肌に考慮した原料は、天然カルナバをメインとしたもの。もちろん艶、撥水性にも優れています。
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“ベストチョイスワックス”は参考になりましたでしょうか?やはり皆様のカーライフに見合ったワックスをセレクトするのが最もベストだと思います。
最後になりますが、クルマの美観をいつまでも保つのはあなたの手入れ次第です!塗装面の状態に応じたケアを施せばクルマは耐年年数以上に輝いてくれます。
余談になりますが、このコーナーにテスト車両として度々登場しましたボクの愛車「ルノー・トゥインゴ」ですが、正規輸入車では日本上陸一号車!今年で丸13年を迎えます。先日このクルマで「JAIA輸入車試乗会」に出向き、2代目「トゥインゴ」と対面を果たしました。全てにおいて進化を遂げた2代目「トゥインゴ」でしたが、一つだけボクの愛車が劣っていない部分がありました。それはズバリ美観でした。インポーター、そして参加者の方々からも「初代トゥインゴがこんなキレイな状態で保たれているとは・・・」と驚きの声を頂きました。
クルマの美観を保つのは、スバリこまめなケア!これに限ります。なぜなら“ワックスの達人”の実体験ですから!
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