ダイハツ タント 福祉車両「タント ウェルカムシート」 シート昇降デモンストレーション

東京モーターショー参考出品車が市販化!

 ダイハツは、福祉車両「フレンドシップシリーズ」に、軽乗用車「タント」をベースにした助手席昇降シート車の「タント ウェルカムシート」を新設定し、9月1日より全国一斉に発売した。
 「フレンドシップシリーズ」は、コンパクトで取り回しの良い軽自動車を中心に、ベース車の優れた基本性能と安全性、経済性を活かし、高齢者や身体の不自由な方にもやさしい車両を目指して開発したもの。
 今回発売する「タント ウェルカムシート」は、昨年12月に発売した「タント」をベース車にした助手席昇降シート車で、昨年の第40回東京モーターショーで注目を集めた参考出品車を市販化したモデルだ。

ダイハツ タント 福祉車両「タント ウェルカムシート」
「ミラクルオープンドア」でのシート昇降。助手席シートを後ろにスライドし足元スペースを確保した上で昇降するから、他の車とは圧倒的に余裕度が違う!
ダイハツ タント 福祉車両「タント ウェルカムシート」
こちらは助手席前ドアのみのシート昇降。圧倒的な背の高さ、立ち気味のAピラー、さらにほぼ90度で開くドアなどで、この状態でも余裕のスペースを確保する。
ダイハツ タント 福祉車両「タント ウェルカムシート」 大型ワイヤレスリモコンでも操作可能
シート横のスイッチ操作のほか、大型ワイヤレスリモコン(標準装備)での遠隔操作可能。なおシートベルト内蔵の助手席昇降シートは専用の大型タイプだ。

「ミラクルオープンドア」と「助手席ドアのみ」2モードで昇降可能!

 軽自動車の助手席昇降シート車としては初めて、シーンに合わせ使い分けが可能な2モードの昇降機能や、折り畳み式大型フットレストも標準装備した快適・安全なベルトイン機能付専用大型助手席シートを採用。
 また、昇降シート操作時の利便性を高める大型ワイヤレスリモコンを標準装備するなど、ゆとりある広さと使いやすさを追求し利便性を高めている。さらに、後席の乗降に便利な大型アシストグリップを助手席シートバックに標準装着した。
 そのほか、ベース車「タント」の特長であるミラクルオープンドアの開放と助手席シートを後方にスライドさせた時のシート回転によるゆとりある足元スペースと広々とした頭上空間により、楽な姿勢での乗降が可能となっている。
 メーカー希望小売価格(消費税込み)は、2WDが162万円。4WDが173.5万円。

ダイハツ タント 福祉車両「タント ウェルカムシート」 画像 インテリア シート
ダイハツ タント 福祉車両「タント ウェルカムシート」 エクステリア

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