クライスラー ジープ チェロキー インテリア
クライスラー ジープ チェロキー インテリア

SUVらしいシンプルで力強いデザインのインテリア。角張ったデザインのセンタークラスターなどが、チェロキーらしさを演出していて好印象だ。

クライスラー ジープ チェロキー フロントシート

本革シートを採用するなど、車格に見合った高級感の演出も十分。ナビなどの快適装備も充実している。

クライスラー ジープ チェロキー リヤシート

ホイールベースが延長されたおかげで後席の居住性は高まっている。着座位置も高めで視界がいいのも魅力だ。

クライスラー ジープ チェロキー スカイライダー

クライスラー ジープ チェロキー スカイライダー

スカイライダーと呼ばれる大型のキャンバストップはオプション設定。開放感も抜群で室内を明るくしてくれるのが特徴だ。

クライスラー ジープ チェロキー シフトレバー

クライスラー ジープ チェロキー セレクトラックII

ミッションは4速ATのみの設定。車格を考えると5速以上がほしいところ。セレクトラックIIと呼ばれる4WDのモード切替スイッチはシフトレバーの脇に装着されている。

クライスラー ジープ チェロキー ラゲッジ

ホイールベースの延長とスペアタイヤの収納方法の違いにより、ラゲッジスペースは拡大されている。形状もよく、使い勝手はとてもいい。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

ホイールベースが拡大され後席の居住性がアップした

 今回の変更で大きく変わったのはホイールベース。従来のモデルに比べて45mm長くなり、これが主に室内空間の拡大に使われている。従来のモデルではチェロキーの後席空間の狭さが指摘されていたが、今回のモデルではそれが大きく改善され、後席の足元空間が余裕のあるものになった。
 本格派のSUVにとってホイールベースの拡大は、ランプブレークアングルの悪化につながりかねない要素でもあるが、18インチタイヤへの大径化などによってそれをカバーしている。
 インパネ回りのデザインはSUVらしいシンプルかつ力強いイメージのものとされた。角張った形状のセンタークラスターなどがジープらしさを象徴している。部分的に姉妹車のダッジ・ナイトロとの共通性も感じられる。

最新の快適&安全装備を新たに採用した!

 今回のモデルではリミテッドだけのシングルグレードの設定とされ、装備面では相当にラグジュアリーなものが用意されている。ツートーンの本革パワーシートが標準となるほか、HDDナビゲーション、オートエアコン、自動防眩ミラーなどが標準だ。スカイライダーと呼ぶ大型のキャンバストップはオプション設定だ。
 安全装備はマルチステージフロントエアバッグ、サイドカーテンエアバッグ、ブレーキアシスト付きABS、ESP、トラクションコントロールなどが標準となる。今回のモデルではセレクトラックIIと呼ぶアクティブフルタイム4×4が採用されたが、それに合わせて下り坂で速度を自動制御するヒルデセントコントロールや上り坂の途中でブレーキ圧を保持するヒルスタートアシストなどが装備されたのも注目点だ。

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代表グレード
リミテッド
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4500×1830×1785mm
車両重量[kg]
1930kg
総排気量[cc]
3700cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
205ps(151kw)/5200rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
32.0kg-m(314N・m)/4000rpm
ミッション
4速AT
10・15モード燃焼[km/l]
7.1km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
444.15万円
発売日
2008/5/29
レポート
松下宏
写真
佐藤靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム