マーチ「コレット」でCO2削減！日産、カーボンオフセット活動を実施

「コレット」1台で1トン分のCO2排出権を取得

　日産は、27日発売するマーチ「コレット」で、カーボンオフセット活動を実施することを発表した。「カーボンオフセット」とは、排出されたCO2を、CO2削減事業の効果と組み合わせることで、打ち消すという考え方。
　日産は、「コレット」1台につき、1トン分のCO2排出権を取得し、日本政府へ届け出る。これにより、「コレット」購入者は、CO2削減活動に参加したことになる。
　オフセットされる1トン分のCO2は、「コレット」で約8000km走行した際のCO2排出量に相当する。また、日産が日本政府へ届け出たCO2排出量は、京都議定書で定められた日本の温室効果ガス削減目標である−6％にも貢献する。
　日産では、中期環境行動計画「ニッサングリーン・プログラム2010」において、オフセットなどのCO2吸収の検討、実施を掲げている。